エストニア最大のカジノグループ オリンピックカジノ(Olympic Entertainment Group)が今度はスロバキアに子会社を設立し、スロバキアのカジノ市場に進出を図ろうとしている。
スロバキアに設立した子会社はOlympic Casino Slovakiaで、同子会社を率いるのはグループの事業拡大取締役を勤めるAnders Galfvensjo氏となっている。
オリンピックカジノは、IPO時にも事業目標として掲げたが、2010年までに東欧最大のカジノ会社に成長することを目指している。現在の所、エストニアの他、ラトビア、リトアニア、ベラルーシ、ルーマニア、ウクライナ、ポーランドで事業を展開している。
シートベルトメーカーNorma(米瑞典資本のAutoliv傘下企業)が07年第1四半期の決算内容を発表した。
同社の総売上高は昨年同期比で8%増加した2億8300万クローン(1810万ユーロ)であった。ロシア、ウクライナ向けの売上高は、全体で34%も増加している。
この第1四半期にNormaでは製造製品の99%を外国へ輸出しており、全体の61%をスウェーデン、31%がロシア、4%をドイツへそれぞれ輸出した。
会計監査前収益は、昨年同期比で11%増加した2660万クローン(170万ユーロ)となり順調に収益を伸ばしている。
アイスランド資本の企業PenninnとTe&Kaffiが協同でラトビア最大のコーヒーメーカーSIA Melna KafijaをSIA Simeksから買収したことを明らかにしている。
Melna Kafijaはこれまでにバルト3国でコーヒー生産の開発に多くを注いできており、新たに株主が変わった後も引き続き事業拡大を図ることをアイスランド企業両社が示唆している。
Melna Kafijaはラトビア国内のコーヒー小売市場5%を得ており、近い将来に25%にまで引き上げたいとしている。
国内の競合にはMerrild、Paulig、Tchiboなどがあり、シェア拡大はそう容易なことでない。
株式公開を控える大手銀行Vneshtorgbank(VTB)がIPO時の株式公募価格レンジを設定したことを明らかにした。
1株あたりの価格帯は、0.113ルーブルから0.139ルーブルとなり、GDR(海外株式預託証書)向けに換算すると8.77ドルから10.79ドルということになる。
GDR1枚は、実質、2000株に相当する。
今回のIPOで、同行の資本規模は228億4500万ドルから281億200万ドルの範囲に収まると見られている。
Ivari Padar財務大臣が2009年以降も再投資収益に課税する税率を現行の0%を続ける意向であることを示唆している。
同相は、政府として企業の再投資から計上される収益への課税は、現行通りの0%とすることになると税制改正でも現行を続けることを明らかにした。
これまでに、エストニアは現行の0%課税(再投資収益)を09年には止める予定であるとブリュッセルに約束していた。