ロシア鉄道(Russian Railways)が結婚式ビジネスに参入することを明らかにした。新規ビジネスは、結婚式を車両の中で行うサービスが中心で、ハネムーン旅行として鉄道旅行がパッケージされる。
同鉄道の子会社RZhDが4月18日からツアー募集を始め、車両には娯楽、レストラン、結婚式、ゲストルームなどを備えるという。
結婚式列車は、モスクワとサンクトペデルブルグ間を往復することになっている。
国内最大の民営石油会社であるルクオイルがロンドン証券市場の株主開示ルールに従い、株主構成を明らかにする意向を示唆している。
ロンドン市場に上場するルクオイルが近い将来間接的に株式を所有する組織、団体を含め全ての株主構成を明らかにしなくてはならなくなった。
同社の名目上の最大の株主は蘭INGバンク(64.08%)で、続いてGarant(8.39%)、Uralsib(6.9%)、シティバンク(7.88%)、預金決済会社(4.89%)、国立預貯金センター(4.03%)、個人(2.98%)、外国資本企業(0.01%)等となっており、その他に実際に米コノコフィリップスが20%の株式を所有している。
この2月にロイターとのインタビューでVagit Alekperov社長及びLeonid Fedun副社長それぞれが約15%、約6%を所有していると明かされ、それぞれの株価価値は現在、合計で184億ドルに相当する。その他にもルクオイル役員等が計5%強の株式を所有しているという。
17日、ルクオイルではロンドン証券取引所の規則に沿って社長、副社長が所有する株式数を明らかにした。その結果、Vagit Alekperov社長が16.899 %を所有し、Leonid Fedun副社長は8.3%の株式をそれぞれ保有していることが判明した。
両者の株式価値は、17日の終値ベースでAlekperov社長が123億ドル、Fedun副社長でも61億ドルを上回る。
これまで米経済誌フォーブスがAlekperov氏の資産を124億ドルと試算し、世界第48位の大富豪と発表していた。同様にFedun氏は世界152位の53億ドルと試算されていた。
ブルガリアやルーマニアがEUに加盟したお陰ではなく、ポーランドの一人当たりGDPを上回ったことでラトビアがEU諸国の中で最貧国扱いされることからは卒業することになりそうだ。
ラトビアの一人当たりGDPが06年度にポーランドを上回ったと国際通貨基金(IMF)が最新レポートの中で報告している。
IMFによると、ラトビアのそれは昨年1万5549ドル(8117ラト)に達し、07年度には1万7364ドル(9064ラト)となると試算されている。
隣国リトアニアのそれは06年度に1万5858ドル(8278ラト)で、07年度には1万6863ドル(8802ラト)に達する見通しだ。
エストニアに関しては、06年度は1万8216ドル(9509ラト)に達しており、今年度は2万ドルを上回る2万115ドル(1万500ラト)まで増加すると見られている。
欧州最高は、ルクセンブルグの8万471ドル(4万2006ラト)となっている。
カジノ事業を拡大中のオリンピックカジノ(Olympic Entertainment Group)がルーマニアに続いて、今度はポーランドでCasino Polonia株80%を買収する許可をポーランド当局から得たことを明らかにした。
今回の買収で買収額は900万ユーロ(1億4100万クローン)に上っており、オリンピックがポーランド市場向けに振り向けた投資計画額3000万ユーロ(4億7000万クローン)のほぼ3分の1を投じたことになる。
ポーランド当局からの買収許可が出たことで05年9月に調印された買収合意が漸く達成されることになる。
Casino Poloniaはポーランドの首都ワルシャワの他、Wroclaw、Szczecinis、Gorzow Wielkopolskなどで計7店舗を展開している。
オリンピックカジノは、ポーランドではワルシャワにヒルトンホテルと組んでポーランド最大のカジノを創業する計画を既に発表している。
解体が進んでいる石油会社ユコス社の第4回目となるTambov、Belgorodにおける資産競売でMonte-Valleが落札を17日決めた。OOO Monte-Valleは、35億6200万ルーブルで応札した。
今回の競売では、OOO Financial Agencyの応札を皮切りに、ロスネフチ、OOO Versarが入札を入れている。
今回の競売では、Energoservisnaya Company株100%、Eskom Energo-Trade株100%等の他にいくつかの子会社株が競売に出されていた。