スベルバンクが1株8万9000ルーブル(約3398ドル)で株式の第2次放出を近く行う。
同行の最高役員会によると、今回の株式放出で2500億ルーブル(約95億ドル)を調達することを目指しているが、既に2700億ルーブル(約103億ドル)相当の公募があるという。
同行では、高い公募価格に設定した理由を株式取得に国内外で大人気となっていることを上げている。
公募に応募した投資家らは、国内からだけでも4万7000件を超える申し込みがあるという。
雑誌『Pastaiga』がラトビアの女性大富豪100人を発表した。
今年は、昨年度から新たに41人が新顔としてお目見えしている。国内一の女性大富豪には、パレックス銀行の共同経営者であるTatjana Kargina女史が選ばれた。
Tatjana Kargina女史自身は、配偶者である夫と共にラトビアでは第2位、第3位の大金持ちである。
次いで、VentspilsのAivars Lembergs市長の娘であるLiga Lemberga女史が女性第2位で、全体では第30位に位置している。国内一となったTatjana Kargina女史の資産総額は離婚協議中の夫と資産を均等分配したとして1億8000万ラトに上ると見られている。
Liga Lemberga女史も資産総額は約2200万ラトに達し、主に父親からの遺産相続で資産を築いている。その他では、ビューティサロン経営者のIeva Plaude-Lasmane女史が資産1800万ラトで第3位となり、第4位には資産総額推定1700万ラトでInara Vilkaste女史が続いている。
エストニア統計局によると、就労者の平均月収が06年第4四半期に1万212クローンに達した。時給換算でも60.28クローンとなる。
05年第4四半期と比較した場合、給与(月収)水準は17.5%の上昇となり、平均時給換算では19.2%の上昇と双方とも急激に賃金が高騰していることが見て取れる。
賃金の押し上げ要因は、人材不足からの人件費高騰という図式で、高インフレや更なる人材不足などの危惧から早急な対応が望まれている。
オリンピック・カジノを運営するOlympic Entertainment Groupが06年度に05年度期比88%増となる3億8830万クローン(2480万ユーロ)の収益を計上した。
収益増を支えた売上げも90%増加した16億クローン(1億600万ユーロ)となり、正に昨年は増収増益を達成した。
同社の売上げ高を国別で見ると、エストニアは6億7200万クローンで最大となり、次いでラトビア5億1100万クローン、リトアニア3億9000万クローン、ウクライナ9400万クローン,ベラルーシ160万クローンなどとなっている。
昨年末までに同社は計79箇所でカジノを運営しており、昨年年初の66箇所から1年で13箇所も新規店をオープンさせている。また、この2月21日現在では、計82店舗を運営している。
昨年、リトアニアの航空会社大手のairBalticが05年度の650万リタスの赤字計上から1830万リタスの黒字計上へと転換を果たした。
同社の昨年度の売上げ高は05年度の4億1480万リタスから5億6970万リタスへと大きく伸ばしている。
昨年1年間に同社では142万人の搭乗客があり、前年期比で37%の伸びを記録いている。
また、昨年度の平均搭乗率は60.4%強であった。