タリン郊外のHaaberstiにタリン一の高層ビル建設が計画されている。同計画はYevgeni Lustin氏とKarlyshev一族によるもので、サク・アリーナに連なる土地に120メートル、32階建ての高層ビルを建設するという。
彼らはConfusion Foodsのオーナーで、05年度の売上げ高は6800万クローンに達し、当時1850万クローンを配当に出している。
ポーランドの石油会社PKN Orlenがこの1月に行った株式買い取り提案と同額となる1株10.25リタスで市場に出回る残りの浮遊株を買い取る意向であることを示唆している。
マゼイキウ・ナフタでは、既にヴィルニス証券市場に2月20日に強制的に株式の償還を行うことを伝えてある。
1月中旬の株式買収提案の際、同社はマゼイキウ5.06%の買取りに3億6776万リタスを投じている。同社は、これまでに84.36%の株式を取得しており、引き続き、全株取得まで少数株の買取を続ける意向を明らかにしている。
先週の16日にSnoras Bank株39.96%が3840万リタスで市場売却された。
同取引は1株0.5リタスで売却されたが、実際には第3者への売却ではなく名義変更に過ぎない。
Snoras Bank株は現在、ヴィルニス証券市場は1株5.46リタスで取引されており、同行の市場価値は9609万リタスと試算される。
今回の取引は中央銀行が昨年11月にSnoras Bank株93.75%を露KonversbankのオーナーRaimondas Baranauskas氏及びVladimir Antonov氏の2人に名義変更させることを許可していたことに準じた手続きであった。
スベルバンク株第2次放出へ向けて最終段階に近づいて来た。20日に購入申し込み期限が終了し、どれ程の人気株になるのかが楽しみとなっている。
同行は1997年に株式公開を果たしており、第2回目となる今回は計350万株が放出されることになっている。現在の株価からすると350万株で120億ドルの市場価値とされる。同行では、急拡大する融資市場を踏まえ資本の増強を図る上で、今回の第2次株式放出を決めている。
今回の株式放出は、ロシア史上最大の規模になり、放出の失敗は許される状況にない。政府も必ず成功させなくてはならないとして、どれ程の株式購入希望があるかに注目している。
エストニア最大の銀行ハンサバンク(Hansabank)は16日、06年第4四半期に前年期比91%増の16億クローン(1億300万ユーロ)の収益を計上したことを発表した。
同行では、最終的な06年度決算の内容はまだ公表していないが、バルト3国各国が06年度は好景気であったことで、事業が順調であったことから収益増に繋がったとしている。
各四半期毎の収益を踏まえると、同行の06年度収益は3億2400万ユーロを記録したことになる。