乗用車向けシートベルト・メーカー Norma Ltdの06年度収益が約50%の増加を記録した。
グループ関連企業を含む監査前収益は3010万クローンに上り、05年度から50%増となった。
特にロシア事業が好調でロシアでの売上げは36%増となった一方で親会社Autolivへの売上げは23%減の1億7280万クローンに留まった。
同社のPeep Siimon会長は、同社の収益はほぼ全てロシアでの売り上げ次第といった感じで、ロシアの顧客がより安全な乗用車を好むのか否かで売上げ及び収益も左右されることになると示唆している。
現在、同社はKalina、AvtoVAZといった納入先を大手顧客としている。
エストニア統計局によると、07年1月期の消費者物価指数が5.1%の上昇となった。
インフレ率の上昇は、住宅建設コストの上昇が15%と高騰していることもあり、過去5年間で最高の値上がりとなっている。
ロシア統計サービスは8日、昨年、国内の平均年金額が15.3%増の2726ルーブル(約203ドル)となったことを発表した。
05年度時の平均年金額は毎月2364ルーブル(約89ドル)であった。
ラトビア預金銀行(Latvijas Krājbanka:Latvian Savings Bank)が06年度の決算内容を7日発表した。
同行は06年度に05年度期比42.08%増となる376万ラトの収益を計上した。
06年度末の時点で顧客預貯金は3億2373万7000ラトに上った。同行は06年度中に7つのサービスセンターを設置し、今年もサービスセンターの店舗数を拡大させていくという。
ラトビア最大の医薬品メーカーJSC Grindexの株価総額が6日、127万ラトも増加した。
同社株は6日に過去最高となる8.86ラトをつけ、5.48%の上昇となった。7日正午の時点では8.8ラトとなっている。
同社株はこの数週間に急激に値上がりが始まり、特に機関投資家らの買いが入っている模様。6日の株価は06年度の決算内容の報告を受けて上昇が始まっている。
06年度に同社は4223万ラトの売上げがあり、05年度期比で31%増となった。実質的には1000万ラトの売り上げ増であった。
また、収益も昨年は前年期比で36%増となる626万ラトの増加となっている。1株あたりの収益は昨年、0.65ラトとなり、05年度の0.53ラトを上回った。
同社の商品は世界36カ国で販売されており、輸出額は3980万ラトに達し、05年度から993万ラト増加した。