リトアニアの高級物件には既にコペンハーゲン、ヘルシンキ、ミュンヘン、ベルリン、ストックホルム、ウィーン、フランクフルトなどよりも高い値が付けられている。
世界不動産ガイド(GPG)によると、ヴィルニスの高級マンション価格は1平米3792ユーロ(1万3093リタ)もするという。
同価格帯は、EU内42都市中、16番目に高い価格となっている。GPGでは、これまでバルト3国の不動産価格はとても魅力的であったが、既に価格は高騰しすぎていると分析している。
リトアニアでの銀行シェア一位で北欧第5位の大手銀行SEBがノルディァ銀行(Nordea)と合併するかもしれない。
北欧一の融資残高を誇るノルディァでは、政府保有分の売却とSEBがその買取に興味を示していることを示唆している。
スウェーデン政府は、現在保有ノルディァ株20%を投資家に売却する意向で、大株主でもあるSEBをその筆頭と見ている。もし両行の合併が成功した場合、北欧で銀行再編の大きな流れが起こるかもしれない。
デンマークの携帯最大手TDCが保有するリトアニアの携帯電話シェア第2位のBite LietuvaとラトビアのBite LatviaをMid Europa Partnersへ4億5000万ユーロで売却した。
Mid Europa Partnersは中東欧で最大の投資会社で、オフィスをロンドン、ブダペスト、ワルシャワに構えている。
ラトビアの航空機搭乗者数が05年度に77%増加し、EU諸国中、最も高い伸びを記録した。ラトビアに次いで高い伸びを記録したのはスロバキアで46%増となり、その他にはリトアニア44%、エストニア41%と続いた。EU25カ国全体では8.5%の伸びに留まった。
空港別では、ロンドンのヒースロー空港が05年度に6800万人が利用しており、04年度期比で1%の上昇となった。その他ではパリ・シャルルドゴール空港5300万人、フランクフルト空港5200万人、スキポール空港4400万人など。
搭乗者数EU一にはイギリスが2億400万人を取り扱い、次いでドイツ1億4600万人、スペイン1億4400万人、フランス1億800万人、イタリア8800万人と続く。
エストニア統計局によると、06年度に建設コストが10.3%の上昇を記録した。
建設コストの上昇は、特に労働者賃金が高騰したことが背景にある。労働者賃金は05年12月と比較しても06年12月期だけでも25%の上昇となり、通年でも19%の上昇となった。
第4四半期の建設コストは05年同期比で13.7%の上昇となり、1996年第4四半期の15%以来の高い伸びを記録した。