監査法人プライス・ウォーターハウス・クーパースによると、06年度の外車販売台数が国内メーカーの販売台数を初めて上回り、販売額は05年度から100億ドル増加した総額320億ドルに達した。
昨年、ロシア国内ではロシア国内で組み立てされるモデルも含め100万台の外国車が購入されており、05年度の56万台から大きくシェアを伸ばした。
国内メーカーシェアは5%低下し販売台数は80万台にまで減少した。最終的には国内で販売された自動車総数は05年度期比20%増の200万台強となることが予測されている。
販売台数トップ10は、フォード、シボレー、現代、トヨタ、日産、ルノー、三菱、大宇、キア、マツダの順。
国内携帯電話販売トップのEurosetが06年度の販売高が79%増加した46億2000万ドルとなったことを発表した。
同社では、これまでの数年間に販売高を04年度9億6800万ドル、05年度25億8000万ドルと年々販売高をほぼ倍増させてきている。
06年度は計1212万台の携帯電話を販売し、05年度期比で33%増加した。
エストニア最大の客船会社タリンクが06年12月期の乗船客数が52万3103人となったことを発表した。
乗客数の伸びはシルヤライン買収によるフィンランド-スウェーデン航路からの乗客数25万600人が大きく貢献する格好となった。
タリンクでは、05年12月期との比較では123.3%に達したことを15日明らかにしている。
航路別では、エストニア-フィンランド航路では4.6%の微増に留まり、エストニア-スウェーデン航路で20.4%の増加を記録した。
カーゴの取り扱い高は125%の増加となり、乗用車乗船では82.4%の増加が記録している。
中堅銀行のBaltikumsが傘下の投資会社JSC Baltikums Asset Managementの資本金を145万2000ラト引き上げ546万4000ラトまで増資した。
今回の新株発行による増資によってJSC Baltikums Apdrosinasanas Grupaの持ち株比率は49%となる。
JSC Baltikums Apdrosinasanas GrupaとJSC Baltikums Bankas Grupaの両株主は今回の増資によりBaltikumsホールディングの構造改革を計り、競争力アップに繋げたいとしている。
トヨタ自動車は、06年度のロシア国内での正規代理店経由の乗用車販売台数が60.2%の増加となったことを発表した。
ロシア法人OOO Toyota Motorは、06年度中に10万5754台を販売し、05年度の6万6007台を大幅に上回ったことを明らかにしている。
詳細は、トヨタブランド車種を9万5689台販売し、残りの1万65台はレクサスブランドであった。
車種別では、カローラ3万1222台、カムリ1万8099台、アべンティス1万3140台などとなっている。