主要ベンチマークの一つとされているRTSインデックスが昨年1年間に70.75%上昇し、最終的には1921.92をつけて1年を終えた。昨年、最も低い水準を記録したのは1月10日の1128.2で、最高値は12月29日の1927.74であった。
取引高はRTSクラッシック市場で05年度の76億5000万ドルから倍増となる161億5000万ドルを記録した。
取引件数は05年度の5万513件から5万9467件にまで拡大し、日割り取引高平均は05年度の3086万ドルから6500万ドルまで倍増している。
ITソリューション開発大手のHelmesが世界最大の携帯電話会社英ボダフォンと事業提携を締結したことを明らかにした。
両社はHelmesが開発したモバイルパーキングソリューションを世界規模で展開することを目指すという。現在、Helmes社の同ソリューションはエストニア、ベルギー、スペイン、イタリア、アメリカなどで利用されている。
Helmesによると、既に世界30都市が同ソリューションの導入に興味を示しているという。Helmesはこれまでに欧州13カ国で駐車場事業を提供するAPCOAとの間で提携しており、共同でMobile4を立ち上げベルギーのアントワープやMortselなどでモバイルパーキングサービスを提供している。
ベルギーではその他にボダフォン傘下で500万人の顧客を持つProximus社とも提携している。
リトアニア統計局によると、48%の国内建設会社が人材不足が事業運営に影響を与えていると悲鳴を上げている。
全体の29%が人材不足が直接事業運営に影響は及ぼしていないとする一方で、全体の3分の1強の企業が近い将来建設コストが上昇すると予想している。
2006年度のRTS証券市場の取引高が213億ルーブルに留まり、05年度の819億ルーブルから4分の1にまで激減した。昨年1年間での取引件数は13万2800件で、最も取引があったRAO UESが全体の9.47%を占め、次いでルクオイル8.91%、スルグトネフチェガス8.69%と続いている。
また、1年間で最も株価が高騰したのはSverdlovenergoで、高騰率は667.71%を記録した。そのほかにはPenzaenergoが409.97%、Stavropolenergo 303.32%などと大きく株価が上昇した。
一方で株価が暴落したのはNizhnekamskneftekhimの優先株が83.35%下落し、次いでOAO PMP‐82.26%、ユコス-75.81%などの暴落があった。
パレックスバンクの共同オーナーViktors Krasovickis氏の資産額がこの1年で30%も増加し、ラトビア一の大富豪であることが明らかになった。
Baltic Screen及びLaika Starsが行った『ラトビア大富豪100』の中で、Viktors Krasovickis氏の資産が昨年1億7500万ラトに達したことが発表された。
第2位には離婚裁判中でパレックスバンクの44%の株式を保有するValery Kargin氏とTatjana Kargina女史の資産総額が1億8200万ラト、1人あたり9100万ラト、となり、第4位にはRietumu Bankの33%の株式を保有するLeonids Esterkins氏が資産総額8300万ラトと続いた。
そのほかにはAzkraukles Bankの46%の株式を保有するOlegs Fils氏が資産総額8000万ラトで第5位につけている。また、同氏も離婚協議の最中にある。