ロシア連邦統計局が06年第3四半期のGDP成長率を6.5%であったと13日発表した。
経済成長率は、昨年同期には6.6%、また第2四半期には7.4%であったことから若干の減速傾向が見て取れる。
これまでの経済発展商務省によるGDP見通しでは、今年は6.8%成長を予測している。
ルクセンブルグのプライベートバンクがラトビアにまで業務を拡げようとしている。
預金銀行大手Latvijas KrajbankaのMartins Bondars頭取はラトビア大統領との面会の場で12月月初にルクセンブルグを訪問した際にルクセンブルグの銀行がラトビアへの進出を模索していることを聞いたと報告した。
同行では、既にフランクリン・テンプルトンが運用するルクセンブルグ籍のファンドなどを顧客に提供しており、ルクセンブルグ系の金融機関がラトビアへの進出に興味を示していることを何度も聞いているという。
ルクセンブルグ系の銀行が提供するのはプライベートバンク業務で、今の所、国内ではBaltic International Bankなどの数行がサービスを提供している。
オリンピックエンターテイメントグループの代表を務めるArmin Karu氏が同社を離職するといった噂を同社が一蹴し、今後も同職で業務を執行することを明言している。
この所、一部のメディアでKaru氏は同社を去るといった報道が流されてきた。
同社では、新たな執行役員を迎え入れることも明らかにし、これまでのArmin Karu氏、Andri Avila氏を含めた3人体制で同社を経営していくことになる。
オリンピックグループは、エストニアに21店舗、ラトビア38店舗、リトアニア9店舗、ウクライナ7店舗、ベラルーシ1店舗をそれぞれ運営しており、上場を機に東欧に積極的に事業拡大していくことを明らかにしている。
ロシアの大手石油会社ルクオイルが東欧で米コノコフィリップスが保有するガソリンスタンド網376店舗を買収することで合意した。
ルクオイルでは、今回のガソリンスタンド網買収に新たに140億ルーブル(5億3200万ドル)相当の2本の債権を発行することで資金を調達する。
買収には全て現金が使われることになっており、買収先のガソリンスタンドはベルギー、チェコ、スロバキア、ポーランド、ハンガリー、フィンランドといった構成となっている。
これまでにもルクオイルとコノコフィリップスは事業協力契約を結んでおり、コノコ社はルクオイル株7.59%を株価30.76ドルで総額19億8800万ドルを支払い取得している。その後株式を買い増しており、今現在はコノコ社はルクオイル株を18%保有している。
ラトビア経済が第3四半期も11.8%の拡大となり欧州諸国中で最も成長率が高いことが明らかになった。
同時期に隣国のエストニアが11.6%成長となり、同じくバルト3国を形成するリトアニアも6.4%に留まったことからラトビアがこの地域でも最も経済成長が高い国となった。
バルト3国各国は経済の高い成長率を背景にユーロ導入時期は延期せざるを得ず、今の状態では当分導入時期を決めることもままならない。
エストニアもラトビアも欧州の中で最も高い経済成長率を記録するが、人口一人当たりのGDPを見ると、依然ラトビアは昨年度時点でも欧州平均の47%にすぎず、まだまだ成長に余地が十分残されている。