エストニアのEdgar Savisaar経済相は、鉄道会社BRSとの間でエストニア鉄道の買戻し契約に署名したことを17日明らかした。
買い戻し契約では、政府は株式の買戻しのために23億5000万EEKを支払うことになる。エストニア政府は2001年にBRSへエストニア鉄道株を約10億EEKで売却していた。
契約合意により双方は訴訟を即日取り下げた。訴訟では、BRSは国家へ51億EEKの賠償を求め、一方で国家はBRSに対して5300万EEKの賠償金を求めていた。
ラトビア銀行が06年度のGDP成長率を約11%となるという見通しを示唆している。
同行によると、GDP成長率を引き上げる要因としてサービス産業の拡大を挙げている。
また、同行は07年度のGDPを約9%と予測している。ラトビアの経済成長は今後も継続するとされ、特に国内消費の拡大が経済成長を牽引すると見られている。
アメリカの大手石油会社コノコフィリップス(ConocoPhillips)が今年度末までにロシアで投じた投資総額が90億ドルに到達する見通しだと同社のJames Malva会長が17日示唆した。
同氏によると、同社はロシア最大の石油会社ルクオイルの株式19%を保有しており、ロシアでの投資戦略の一環としてルクオイルに留まらず、他社にも投資していくことを模索している。
同氏は、コノコフィリップスがロシアに投資する理由として、ロシアは世界のエベルギー市場の中で天然資源開発と生産で知名度を上げることを目指していることを挙げている。
コノコフィリップスはアメリカで第3位のシェアを誇り、世界でも第5位の巨大企業である。
エストニアでワイヤレスネット網の構築を進めているWifi.eeが今年度末までにエストニア全土で1000箇所を超えるワイヤレスネット基地を設置する予定としている。
これまでに国内全土で869箇所が既に設置済みとなっている。同社のVeljo Haamer氏によると、設置計画は順調に進んでいるが、このところ業者からの機材の納入が遅れていることが不安材料ではあるが、機材の納入と品質さえ整えば順次設置できる体制を整えているという。
今年は、年初に全国680箇所のWIFIエリアの状態でスタートしたが、半年間で新たに132箇所が増設されている。05年度には新規に250箇所が設置されているので、本年度もほぼ同様の新規設置数になると見られている。
ヴィルニス証券取引所が16日、医薬品メーカーのサニタス(Sanitas)株の取引を中止させたことを発表した。
取引中止の決定は、同社傘下のポーランド法人Jelfaがポーランド当局から薬品安全基準を満たしていないと指摘されたことを受けての暫定処置とされている。