三菱自動車が06年第1四半期に正規代理店を介して昨年同期比で17%増の自動車を販売した。
ロシアでの三菱自動車の正規代理店を勤めるRolf Holdingによると、第1四半期に1万3936台を販売し、05年度同期の1万1924台から販売台数を伸ばす結果となった。
同社の人気車種はランサーで、販売台数は全体の65%となる9510台に達し、次いでコルトが2001台販売された。
三菱自動車はロシア国内の63都市に82の販売代理店を有している。同車は05年に5万5148台を売上げ、04年度には3万97台を販売していた。
ビール大手のカールズバーグが中国西部地域で市場開拓に励む意向を示唆している。
3日、カールズバーグは中国で新たに7つの酒造所を買収し、全土の酒造拠点を20にまで拡大した。
中国西部地域はまだまだ未開の地とされており、外国メーカーでは、唯一カールズバーグが市場を開拓しており、同地域のシェアは63%を獲得している。
日産自動車のロシア法人が、ロシアの正規代理店を介した自動車販売台数が06年第1四半期に昨年同期の5990台から70%増加した1万235台となったことを4日発表した。
日産自動車ではこの3月に4640台を売上げ、昨年同月の2569台から大幅に販売台数を伸ばしている。
第1四半期に最も売れた車種はアルメラで、販売台数は昨年同期の2704台から5268台に増加し、次いでプリメーラが1311台から1746台、X-Trailが1092台から1340台へとそれぞれ販売台数を増加させることに成功した。
エストニア政府が国民の半数が通貨統合に反対する中、現状のインフレ率を踏まえて最適な通貨統合時期が07年夏季とした予測を立てている。
Andrus Ansip首相が先週、エストニアが引き続き通貨統合を望むのであれば、その時期は07年夏季になると統合時期についての見通しを明らかにした。
同首相によると、今後2年間の長期経済予測で、この2年間がインフレ率を固定するのに最も適した時期であると予測している。
先月にはAivar Soerd財務大臣が来年1月1日の通貨統合に向けたインフレ目標の達成は難しいといった見通しについて言及しており、継続する経済成長を敢て抑制してまでもインフレ目標を達成することはしないと言及していた。
欧州委員会では、この10月に07年1月1日の統合についての最終的な決定を下すことになっている。
産業エネルギー省のフリステンコ大臣が2020年までにロシアからアジア、太平洋地域に対して輸出される石油/ガスが現在の3%から30%、5%から25%へそれぞれ増加することになるという見通しを21世紀ロシアエネルギーフォーラムで3日示唆した。
急激な石油ガスのアジア太平洋向けの輸出拡大は、東シベリアから太平洋に繋ぐパイプラインの完成によるところが大きく、既に建設の第1段階には取り組んでおり、08年暮れには全てが完成することになっている。
新パイプラインの設置により、ロシアからアジア太平洋に向けて輸出される石油は年間8000万トンが予定されており、その内の3000万トンが中国向けになると見られている。
また、天然ガスについては、東シベリアのガス田から年間1500万㎥を15年間に渡って産出することが出来、石油と同じくアジア太平洋地域で急拡大するエネルギー需要を満たすことが期待されている。



