中堅銀行Siauliu Bankasは31日、05年度の収益が82%拡大した800万LTLとなったことを発表した。
銀行資産と貸出残高はそれぞれ49%、58%の拡大した。同行では、収益の還元を目的に1株あたり0.02LTLを配当として株主に還元する意向で、配当総額は170万LTLに達する。
ロスネフチが間近に迫ったIPOを前に投資戦略プロジェクトと財務を担当する副社長として米投資銀行モルガンスタンレーからPeter O'Brien氏を招聘した。
O'Brien氏は、モルガンスタンレーの元副社長でロスネフチ初の西側出身人事となる。O'Brien氏はまだ若干36歳の気鋭で、ロシア史上最大の株式公開を目指すロスネフチの強力な助っ人となることが期待されている。
ロシア政府は、この夏に予定している株式公開時に、株式の49%を放出し170億ドルの調達を目指している。
オーストリアの大手銀行Bank Austria Creditanstalt(BA-CA)のスロベニア法人が05年度の収益が17%拡大した26億2400万SLT(1095万ユーロ)となったことを29日発表した。
BA-CAによると、06年2月期までに同行資産は4.5%増加し、スロベニアで営業する19銀行の内、第5位にまで規模を拡大し、市場シェアは6.5%を獲得した。
ガス最大手のガスプロムが2007年度からベラルーシ向けのガス価格を欧州向け価格まで引上げることをBeltransgazへ請求する提案をアレクセイ・ミレルCEOがベラルーシのAlexander Ageyevエネルギー大臣及びBeltransgazのDmitry Kazakov代表との会談で30日明らかにした。
ガスプロムではこれまで今後のガス価格に関わる条件や詳細を詰める努力をベラルーシ側と続けてきており、ベラルーシ側は4月30日までに同じく提案についての解答を寄せることになっている。
就労者の給与水準で、38万9200人が月給200ラト以下となり、全体の56.1%が200ラト以下の所得水準にあることが明らかになった。
一昨年との比較では、200ラト以下の就労者数は減少傾向にあり、04年度には43万300人、全体の63.5%が200ラト以下の賃金にあった。
200ラト以上400ラト以下の所得を得る就労者数は全体の31.1%となる21万6000人にあたり、400ラト以上1000ラト以下の所得層は全体の11.5%となる7万9900人であった。
政府による最低所得規制は、月80ラトと決められており、この層にあたるのは全体の11.6%、8万300人に及んでいる。