チェコ最大の保険会社Allianz pojistovnaの総収益が04年度から1500万Kc減少した6億3500万Kcとなったことを同社広報のMilan Kana氏が22日発表した。
Allianzは、05年度に92億4000万Kcの保険料収入があり、04年度からは3.2%拡大した。
同社によると、生命保険部門では保険料収入は12%増加した19億2000万Kcとなり、国内の生保市場が1.6%の伸びに留まったことと比較すると、同社の成長が顕著な格好となった。
ロシアの石油大手ロスネフチ(OAO Rosneft)が株式公開時には日本の銀行にも株式の購入を依頼することを同社のSergei Bogdanchikov社長が22日明らかにした。
同氏によると、IPO時には株式を銀行4行へ売却する意向で、その中には日本の銀行も含まれるという。
また、中国の石油会社の株式取得については、同社では既にIPO時に中国石油天然ガス総公司に対し、株式取得条件などの提案を出しているとして、中国側がその条件を飲むかどうかの問題だと答えている。
ロスネフチの株式公開では、130億ドルの資金調達が見込まれている。
エストニアの司法省が全ての銀行員に対しても資産開示を求める法案の提出を計画している。
同省によると、今回の法案制定の動きは、エストニアのビジネス環境をより一層の透明性を高めることを目的とし、全ての銀行関係者の資産開示を義務化するとしている。
今回の資産開示義務化の背景は、Eesti UhispankのAin Hanschmidt前会頭がタリンク株を退職前に取得していたことに始まる。Uhispank銀行は、タリンクの最大の株主の一つで、同氏がタリンク株取得で大きくメリットを享受できた可能性が問われている。
Hanschmidtが保有するタリンク株は、総額で14億EEKにも上る。
ロシアのプーチン大統領が21日北京入りした。今回の訪中では、中国の胡錦涛国家主席とエネルギーセクターについて協議がもたれる予定となっている。
中国のエネルギー消費は、極限に拡大しており、ロシアの隣国であるエネルギー消費大国の腹を満たす為にロシアからのエネルギーの獲得が急がれている。
今回訪中するメンバーは、総数800人に上り、両国の貿易関係の強化が図られることになる。
スロベニア最大の通信企業テレコム・スロベニア(Telekom Slovenije)が20日にもマケドニア第2位のインターネットプロバイダーOn.netの株式76%の買収を契約することが確実となっている。
買収となった場合には、買収額は400万ユーロが見込まれている。On.netは、マケドニアでの市場シェアを23%獲得している。
On.netの昨年度の売上高は約400万ユーロで、この3年間に売上げを2倍に拡大させている。