ロシアの食品ディスカウント大手Dixiがロンドン証券取引所へのIPOを当初の2年から3年先といった計画から06年度内に早めることを決めたことが明らかになった。
Dixiは国内第3位の食料品チェーンで05年度のグループ売上げは8億5700万ドルを記録している。
同社の大株主には、現在、米シティグループが33.5%の株式を保有しており、株式公開時期を早めることを助言したものと見られている。
Dixiは1998年に操業しており、持ち株会社Uniland Holdingの傘下で、国内でディスカウントセンターCJSCを営んでいる。
スロベニアの1月期の失業率が10.5%となり、昨年12月から0.3%の上昇となったことを統計局が16日発表した。
失業者数は、この1月期に9万5204人となり、12月からは2.8%増加し、05年1月期からは2%の増加となった。
また、女性の失業率は12.4%と高く、一方の男性では8.9%であった。
ロシアと中国との間の2国間貿易が過去最高水準に達したことをDmitry Medvedev第1副首相が17日示唆した。
同副首相によると、6年前には両国間の貿易額は100億ドルを目指したが、今日に至って、既に290億ドルの規模にまで拡大し、5年で目標の約3倍を達成した。
また、同副首相は、貿易額を2010年までに600億ドルから800億ドルを目指すとしており、この数字は現実的なものだと強調した。
エストニアのAivar Soerd財務大臣は15日、07年1月1日の通貨統合計画がインフレ抑制策が上手く稼動していないことで、統合時期を遅らせる必要性を初めて示唆した。
エストニアは来年1月1日に自国通貨をユーロに統合させる計画だが、ブルッセルで開かれていた財務大臣会議の後、通貨統合の為に敢て基準を達成させるための強引な政策は取らず、拡大する経済を引き続き支援していくことを明らかにした。
同大臣は、エストニアは経済発展の抑制を施す必要はなく、国民の所得水準を西欧レベルまで引上げることを優先課題にする必要があると言及している。
独米自動車メーカー ダイムラークライスラーがロシア政府との間でメルセデス・ベンツ用の組立工場建設で継続的に協議を持っていることを16日示唆した。
同社のKlaus Mangold氏は、多くの問題が依然存在するが、経済規模に準じた投資を行うことになると示唆している。
同氏によると、ロシア政府との協議が上手くいった場合、ダイムラー社では北西ロシアで組立て工場を建設する計画で、昨年の両者による合意事項では工場建設には9600万ドルを投資することになっていた。