ロシア中央銀行は19日、06年度のロシアのインフレ率を8.5%を上回らない水準に留まると予測し、9%程度のルーブル高になるという見通しをそれぞれ発表した。
05年度にロシアでは8.5%のインフレ目標が守れず、最終的に10.9%といった高インフレに終わる結果となった。
中央銀行では、今年のインフレ目標を8.5%とする中、年初から1月16日までのインフレ率は既に1.7%の水準となっており、昨年の同期間期比で0.2%高い水準となっている。
日本人のビジネスマンが西部エストニアのRidalaに位置するハプサル(Haapsalu)で不動産開発を行っており、ほぼ完売となっている。
地元紙アリパエブによると、同開発を行っているのは川邊俊雄氏で、同地区に日本人年金受給者向け高級住宅を開発している。開発中の物件の90%が既に完売の状態にあるという。
完売寸前の同開発計画では、残っているのは大きな面積の物件のみとなっており、インフラなどは既に整備され、直に住宅の建設が始められることになる。
同計画では17ヘクタールの不動産を開発し、61戸の住宅、ホテル施設、ミュージアム、駐車場などが建設される予定。
また、1月13日には同じく地元紙Postimeesにて、川邊氏が手がけるカドレナ(Kadrina)地区の開発を行っていることが報道され、報道内容によると、タイトルは『カドリナにセレブな人々が集う高級リゾート地』と紹介されている。
川邊氏は、この地域に膨大な土地とキヒレベ城を買取り、この地域にスパ、ゴルフ場などを含む各種施設を併設した高級リゾート地を建設しようとしている。
川邊氏が今プロジェクトを打ち上げた当初は、地域の人たちは川邊氏のプランを信じようとはしなかったが、一年間の彼の努力と懸命な度重なる誠意のこもった言動に、今では地元の人たちが早くこのプランがスタートすることを望むにまで地元からの期待が高まっている。
ロシアの大手銀行スベルバンク(Sberbank)がカザフスタンのTexabankとの間で、買収を前提にした事前合意書に署名したことを18日明らかにした。
合意事項では、買収は早くて06年第四半期中にも完了される見込み。
また、スベルバンクではウクライナの国立準備銀行(National Reserve Bank)の買収も手がけており、こちらは当初目標とした今年第1四半期中の手続き完了は延期せざる得ない状況にある。
2005年12月期のラトビアの失業率が7.4%まで低下し、11月期の7.5%から0.1%の改善を記録した。
国立就労局によると、就労希望者数は910人減少し、12月期の失業者数は7万8482人となった。
Ogre地区の12月期の失業率は4.8%と国内最低水準を記録し、次いでリガ区、Saldus地区のそれぞれで5.2%を記録した。
また、最高失業率となったのは、Latgale地域のLudza地区の27%を筆頭に、Rezekne地区24.8%、Balvu地区22.9%などと続いた。
ガスプロムバンクが保有するロスクレネグロ株をガスプロムへ移管することをガスプロムのミレルCEOが16日明らかにした。
近い将来株式公開を計画するガスプロムバンクでは、企業組織や事業の透明性を高めるためにロスクレネグロ株をガスプロムへ移管させることが重要であると捉えている。
ガスプロムの子会社であるガスプロムバンクでは、ロスクレネグロ株を50%保有しており、ロスクレネグロがロシアからウクライナへのガス供給を一手に握っている。そして、残りの50%の株式はオーストリアのライファイセン銀行の手中に置かれている。
現在、ロスクレネグロは、ウクライナの中でも株式の不明瞭な保有形態に焦点があてられており、ライファイセンの持つ株式の真の株主が誰であるのかが問われている。
ガスプロムバンクでは16日に役員会が開かれ、ロスクレネグロ株をガスプロムへ移管させることが了承されている。