洪水や鉄道システムの損害などで、今後、ブルガリアの鉄道料金が13%近く値上げされることになる。
11日にすべての鉄道料金で平均8%近い値上げがブルガリア全土で行われた。国営鉄道のBDZの役員会議で今回の値上げが議決されており、値上げの背景には、夏季の洪水や燃料料金の値上がりなどが尾を引いたとしている。
鉄道料金は、短距離で5%近い値上がりで、長距離では13%近い値上がりとなっている。学生や年金受給者では半額料金が適応される。
ロシアの買収合併(M&A)市場が05年1-11月期に49%増の371億6100万ドルに達したことを監査法人KPMGが明らかにした。
05年度上半期のM&A市場は、04年度同様停滞気味であったが、下半期に入り、年末を前にして大型案件が続いたことで、市場は活況を迎えている。
ロシアのM&A市場は、中東欧のM&A市場516億9800万ドルに比べて依然発展途上にあり、案件数も中東欧の方がロシアを上回る状況となっている。
M&A件数では、05年1-11月期に昨年同期比で58%増の535件に上った一方で、平均M&A額は昨年度の7400万ドルから6950万ドルに低下傾向にある。
医薬品会社Krkaと白物家電メーカーGorenjeの2社が研究開発費欧州上位700社の中に入いる健闘を見せた。
05年度中に3500万ユーロを投下したKrkaは欧州で242位となり、500万ユーロであったGorenjeでは685位とぎりぎりで700位に入った。欧州委員会によると、全700社による研究開発費は1020億ユーロに上った。
ロシアの携帯電話市場が05年度中に100億ドルを超える勢いとなっている。調査会社iKS Consultingによると、今年度の携帯電話市場は107億ドルに達すると見られ、同じく同様の調査を行っていたJ'son & Partners Consultingでは、携帯市場を35%拡大した104億ドルと試算している。
今年売上げを最も伸ばしたのは大手のメガフォン(Megafon)で、売上げ高が61%拡大した。次いでヴィンペルコム(VimpelCom)が45%の伸びとなり、MTSでは20%の売り上げ増に留まっている。
05年第3四半期のGDPが190億3400万LTLとなり、04年第3四半期比で7.6%の拡大を記録した。
人口一人当たりのGDPは5600LTLまで拡大したほか、1-9月期のGDPは6.9%の伸びとなる514億700万LTLを記録している。