05年第3四半期のエストニアの失業率が7%まで低下したことを統計局が5日発表した。
過去5年間で、エストニアの失業率はほぼ半減したことになる。エストニアでは、2000年までの10年間は、失業率は鰻上りに急昇し、その後長らく13%前後を行き来していた。
第3四半期の水準は、第2四半期の8.1%や04年第1四半期の10%などと比較しても急激に改善していることが分かる。国内で最も失業率が高い地域は北東部や中央部に多く、失業率が急激に改善したのは北部地域で、11.3%から6.7%へほぼ半数へと改善した。
格付け会社フィッチがロシアの天然ガス大手ガスプロムとウクライナの国営石油ガス会社ナフトガスとの間で近く平和的にガス価格の協議がまとまる方向にあると5日示唆した。
昨年、ガスプロムがウクライナ経由で西欧へ輸出したガスは1100億㎥に上り、来年度には1200億㎥まで拡大する計画としている。
現在、ガスプロムでは、ウクライナへ輸送経由代金として100キロ当たり1000㎥のガス輸送に1.09ドルを支払っており、一方でウクライナは、ロシアとの間でガスのバーター取引として、1000㎥を50ドルで取引している。
ローガンが06年度にイタリアの自動車市場に投入される見通しで、少なくとも5000台の販売台数を目指している。イタリアでは06年1月1日に正式投入される計画で、イタリアではルノーの正規代理店が取り扱いを始める。
車体価格は、Ambianceバージョン(2つのエアバッグとABS装備)で7950ユーロからで、最大価格は1万750ユーロという値札がつけられる。
カジノチェーンRitzio Entertainment Groupが06年にもロンドン証券取引所に株式公開を目指す意向であることが2日明らかになった。
Ritzioは、カジノクラブVulkanを運営している。
株式公開時の幹事にはクレディ・スイス・ファースト・ボストンが就くと見られている。ロシアのカジノ市場は、04年度には56億ドル規模であったが、07年には75億ドルまで規模は拡大すると予測されている。
PCを製造する富士通-シーメンス・コンピューター社(Fujitsu-Siemens Computers Ltd)のハンガリー法人が4月1日から始まる事業年度の上半期中に売上高が10%拡大したことを明らかにした。
同ハンガリー法人では、05年4-9月期に昨年同期比で20%増となる3万台を生産した。販売台数については、7-9月期に5200台のラップトップPCを売り上げ、同市場シェアは8%拡大した53.5%に達した。
同社は、欧州最大のIT機器メーカーで、ハンガリーではシェア10.6%を占める国内第2位の企業。