ロシア鉄道は24日、05年1-9月期の純利益が昨年同期比で450%減少した30億6500万ルーブル(約1億668万ドル)まで大幅に悪化したことを発表した。
1-9月期のロシア鉄道の売り上げ高は、12%増加した5500億ルーブル(191億4000万ドル)となった一方で、営業利益は10.3%減少した418億9900万ルーブル(約14億6000万ドル)に留まった。
また、税引き前収益は40.6%減の163億1000万ルーブル(約5億6770万ドル)まで縮小した。
スウェーデンの大手銀行スウェドバンク(Swedish bank ForeningsSparbanken:Swedbank)がヘルシンキにフィンランドで初となる支店を開設した。
スウェドバンクでは、フィンランドでの市場シェア獲得を目的にAktiaを買収したことで進出を計画していた。同行では、今後2年間にフィンランド上位5位に入る金融機関となるべく活動していくとしている。
石油マネーがIT産業の成長をその他の産業と比較しても3倍増の勢いで助長させている。
ロシアに流入する石油資金が政府主導の巨額投資計画をよそにIT産業の成長に大きな役割を演ずるようになってきている。
政府主導の『電子ロシアプロジェクト』では、国内全土にハイテク機器の実装することを目的とし、IT産業に何百億ドルもの資金が投下されている。
現在、ロシアのIT産業は年間27%の勢いで市場は拡大しており、GDP成長率の3倍ものスピードで拡大を見せている。ロシアのIT市場は、ソフト開発、IT関連サービス、ハードウェア販売などを含むと、05年度末には230億ドルの規模にまで拡大する。
セルビア統計局は22日、セルビア共和国の10月期の平均総月給額が2万6721ディナールとなり、9月期と比較して名目賃金では0.36%、実質賃金では2.6%の減少となったことを発表した。
税金および献金などを除いた10月の平均給与は1万8265ディナールであった。
産業界の賃金水準は、平均月給は1万7432ディナールに留まり、同じく非産業界の賃金水準は2万0134ディナールに留まった。
ロシアで天然ガス事業を独占するガスプロムの傘下銀行ガスプロムバンク(Gazprombank)が株式を公開する計画があることが22日明らかになった。
ガスプロムはロシア国内で第3位の事業規模を誇っており、事業拡大のために市場から資金を調達させる必要があると見られている。
同社では、年内に役員会を開き、今回の株式公開に関する承認を得る見通しで、承認された場合は、06年第1四半期にも株式公開を行いたいとしている。
株式公開時には、売却株数は670万株程度になると見られ、外国の事業提携先企業などに株式の取得を求めていくことになる。