ロシアで売上第3位のタイヤメーカーAmtel Holdings Hollandが財務基盤の安定化を目的として、ロンドンに株式上場(IPO)を来月にも行う手筈となっている。
IPOの主幹事にはロシアのAlfa BankとスイスのUBSの2行が担当し、IPOを11月早々にも行う予定である。今回の上場では、同社は市場から2億5000万ドルから3億ドルを調達する見込み。
エストニア最大の織物メーカーBaltex 2000が破綻寸前に追い込まれている。地元紙アリパエブでは、同社の将来は、主要取引銀行ハンサバンクの判断にかかっていると紹介してる。
同社CEOであるMeelis Virkebau氏によると、同社は税金の滞納と電力会社Eesti Energiaへの支払いが滞っていると言う。同社の債務高は、現在、1億2500万EEKに達しており、その内の1億200万EEKを年内に支払わなければならない。
同社の売上は、年間2億5000万EEKの規模にある。
連邦統計局は18日、1-8月期の貿易黒字幅が昨年の538億ドルから801億ドルに拡大したことを明らかにした。
期間中、ロシアの輸出高は、37.9%増加した1554億ドルに上り、輸入額では28%増の753億ドルに達した。
昨年のロシアの貿易黒字は03年度の763億ドルから1059億ドルまで拡大している。
9月期のラトビアの失業率が8月期の7.8%から7.7%に低下した。国立労務局によると、9月30日付けで、失業を登録したのは8万1889人で、8月末から1456人の増加となった。失業者で1年以上失業しているのは、2万2231人にも上っている。
首都リガの失業率は、国内最低となる4.5%の水準で、昨年からの変化はなかった。ラトビア東部地域での失業率は国内最高の失業率を記録しており、Ludzaの失業率は27.9%、Rezekne25.8%、Balvi23.4%などとなっている。
モスクワ市政府とラトビアのFerrusがラトビアのJelgava市で今年合弁会社を設立し、露トラック会社ZILの東欧での販売促進に協力していくことを17日発表した。
合弁会社では、先ず初めにZILのトラック組立工場を建設する予定。モスクワ市とFerrusは、それぞれ51%/49%の保有比率で株式を保有し、合弁会社の資本金は110万ユーロを予定している。