経済発展商務省のゲルマン・グレフ大臣は14日、2010年までに国内のGDPを2倍増とする政策目標が非現実的であると改めて示唆した。
同大臣は、2010年までにGDPを2倍増とする話は、非現実的だと何度も話してきており、現在の経済成長の流れを踏まえれば、この目標が現実的ではないことが明らかだとGDP2倍増といった市場期待を全面的に否定した。
消費者物価がこの8月に3.6%の上昇を記録している。中央統計局(KSH)は13日、8月期の物価は7月期のそれからは0.4%の低下と発表した。
今年、年初からの8ヶ月間を見た場合、消費者物価は昨年同期比では3.7%の上昇となったが、8月単独では、季節要因による食料品価格の下落やサービス価格の下落などが燃料費の上昇を抑える役割を見せた。
2002年末以来、露石油会社シブネフチとTNK-BPの傘下にあるロシアの石油会社スラブネフチ(Slavneft)は13日、05年1-8月期の石油生産量を12%増の1596万4000トンとなったことを発表した。
スラブネフチはロシア国内では、上位10位に入る大手石油会社の1社となっている。昨年、同社は03年度期比で24.1%増の2200万トンを生産しており、今年もこのまま行けば昨年を上回ることになる。
現在、1日の石油生産高は、6万トンを越える水準にあり、03年度のそれを24%上回る生産能力を抱えている。
ユーロバロメーターによる市場調査の結果、リトアニア人の不動産所有率が欧州域内で最高水準にあることが判明した。
現在、リトアニア人の71%近くが持ち家を所有しており、欧州平均の42%を大きく上回っている。しかしながら、リトアニア人のAVオーディオやビデオレコーダーなどの所有率は欧州平均から大きく乖離しており、自動車の所有率では欧州平均73%に対して、45%に留まっている。
また、リトアニア人の3人に1人がコンピューターを所有しており、17%のみがインターネットと接続している。
ロシア国内大手石油会社シブネフチは12日、同社株主へ04年度分の配当として23億ドルを支払う意向であることを明らかにした。
シブネフチは、ロシア国内で上位5社に入る石油会社で、大株主には大富豪のロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)氏がついている。