インターネット・オークション・サイトeBay Inc.がIP電話大手のスカイプ(Skype Technologies SA)との間で買収交渉に入っていると8日米ウォールストリートジャーナル(WSJ)が報じた。
WSJでは、eBayは、スカイプ買収に20億から30億ドルの買収金額を提示していると報じたほか、ニューヨークポストでは、今回の買収協議で、eBayサイドは50億ドル程度の買収金額を提示したと報じている。
スカイプ社広報は、今回の買収報道に同社としては市場に出回っている噂にコメントすることはないとして、一切の報道を否定している。
同じく、eBayの広報も一切のコメントを否定している。
スカイプは、ルクセンブルグを本拠とし、イギリス、エストニアにオフィスを構えている。
経済発展商務省のゲルマン・グレフ大臣は9日、国営のロスネフチの株式公開(IPO)は06年末以降となる見通しであることを示唆した。
グレフ大臣は、IPOの可能性を示唆すると共に、IPO以前に機関投資家などへ株式を売却する可能性についても言及した。同省では、ロスネフチが株式公開することで妥当な株価を確定させた後に機関投資家へ売却することの方が、企業価値を高めるとして、IPO時期の重要性について先週初め言及していた。
ロスネフチがIPOを行った場合、市場へは同社株10-15%が売買されることになる。
現在、ロシア政府は、SPV(特別目的の有限会社)会社ロスネフチガスを通じて、ロスネフチを管理している。
タンカーを主力とする船会社フロントラインが05年第2四半期の予想を上回る好業績を発表した。
期間中の営業収益は、1億8500万ドルに上り、税引き後収益も当初の予想を上回る1億2750万ドルを記録した。しかしながら、高収益の発表も、タンカー市場の価格低下が響いたことで、05年第1四半期の収益水準には及ぶことはできなかった。
ロシア国内で最大手のビールメーカーであるバルチカ(Baltika)は24日、05年上半期の収益が約50%近い拡大となる業績報告を行った。
今年1-6月期の収益は、46.1%増の8100万ユーロを記録し、期間中の売上高は23.6%増の4億5000万ユーロであった。
スコティッシュ&ニューカッスルとカールズバーグの合弁会社であるバルチカは、市場全体がこの半年間に3.7%の成長の中、22.1%増の1081万リットルのビールを販売した。
バルチカのロシア国内での市場シェアは3.6%拡大し、24.1%となった。
来年度にも首都ワルシャワにハイテクパークの建設が始まる計画が出されている。
投資総額は3億5000万ユーロと見られ、同パークでは数千人もの有能な若者が起業や就労機会の場として集うと期待されている。
ワルシャワ市としては有能な若者が国内に残り、国内で就業するチャンスになればと今回の計画を進めるとしている。建設資金の調達には、欧州からの構造基金や機関投資家などから集う計画。