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投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-7-28 0:00:00 (778 ヒット)

大手天然ガス会社ガスプロムが西側の銀行筋と石油会社シブネフチ買収に向けた資金調達について協議を持っていることが27日明らかになった。

ガスプロムでは、金融団から最大で120億ドルの融資を求めており、現実のものになればロシア企業としては過去最大の規模になる。

買収には株式の過半数を取得するために少なくとも70億ドルが必要と見られ、政府からの支援が求められると見られることから、資金調達は可能という見方が体勢となっている。

シブネフチの大株主にはロマン・アブラモビッチ(Roman Abramovich)率いるMillhouseグループがついており、同社はロシア第5位のシブネフチを売却する意向であると既に表明している。

アブラモビッチ氏や関係者が保有するシブネフチ株は72%で、市場価値は115億ドルと試算されている。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-7-27 0:01:00 (1297 ヒット)

ノルウェー国内で石油ガス会社第2位のNorsk Hydroの05年第2四半期の営業利益が36%増となったが、高騰する石油価格の追い風も低い生産性から収益が市場予測を下回ったことで、同社の収益体質に疑問の声が上がっている。

第2四半期の営業益は、昨年同期の83億NOKから113億NOK(約17億ドル)に拡大した。しかしながら、市場予測では平均120億NOKもしくは最低109億1000万NOKから最高133億NOKの幅で収益が予測されていた。

Hydroによると、生産性の低下は季節的要因によるものとメインテナンスを行ったことが背景で、自社の目標とする日産57万5000バーレルは維持しているという。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-7-27 0:00:00 (1025 ヒット)

初夏の頃からロシアでは、外資系ビールメーカーが独立系酒造所の買収に懸命で、特にオランダのハイネケン社では、夏季のシーズン前にロシア東部のビール市場を狙ってエカテリンブルグ(Yekaterinburg)にあるPatra酒造を買収した。

ハイネケンでは、Patra買収直後には、立て続けに東シベリアのイルクーツクにある酒造を買収し、ロシアでの市場シェアを10%まで引き上げることに成功した。

競合他社もハイネケンの動きを察し、バルチカ(Baltika)がクラスノヤルスク(Krasnoyarsk)の酒造を買収し、InBevではサンクトペデルブルグの酒造Tinkoffを1億6700万ユーロ(2億100万ドル)で買収した。これによりInBevのロシアでのシェアは16%まで拡大した。

現在ロシアのビール市場は毎年5%の成長を続けており、今年は5-7%の成長が見込まれている。外国企業がロシアのビール市場に躍起になっている背景は、長期的に見ても引き続き市場の拡大が見込め、世界的にも今後数年でロシアと中国で世界のビール消費の半数以上を占めると見られていることにある。

ロシアのビール市場を争う企業には、シェア20%と酒造18社を抱えるバルチカ、過去2年で急速にシェアを拡大したSUN Interbrew(InBev)、そして今年に入ってシェア獲得に励むハイネケンの3社がシェアの争奪戦を繰り広げている。

今後は、ダークホースと見られるSABMillerがシェアをどこまで獲得するかが注目されている。同社はロシアで東欧などのビールメーカーの商品をロシアで販売しているが、これから買収を仕掛けていくと見られている。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-7-26 0:01:00 (1072 ヒット)

クロアチア政府が夏季の観光シーズンを前に石油ガス会社INAに対して価格の引き上げを禁ずると通知していたことが判明した。

今回の処置にINAのTomislav Dragicevic社長は、外国からの観光客は大抵自国のガソリンスタンドでガソリンを満タンにしてから旅行に出ることから、今回の政府決定は実態を表したものではないと不服を申し立てている。

経済省としても、夏季のINAの売上高は10-15%の増加にしか過ぎず、外国人観光客のガソリン購入より自国民の購入が石油消費の大半であることは認めている。

しかしながら経済省では、INAは石油価格の高騰ではなくガソリンスタンド網の拡充などによるシェア拡大、製油施設近代化による効率化などの結果として収益を増加させることが望ましい企業であるとして、INAに安易な価格引き上げを許可しなかった背景を説明している。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-7-26 0:00:00 (985 ヒット)

経済省高官は25日、05年度のロシアの石油生産高が当初予測を上回るという見通しを明らかにした。

経済発展商務省のAndrei Klepach氏によると、現在、今年のロシアのクルードオイル生産は、同省予測を400万トン上回る4億7400万トンに達する見通しで、石油輸出も年初の予測から600万トン増の2億6900万トンが見込まれている。

同省では、石油価格の再予測を行い、今年度のウラル産クルードオイルの値段を1バーレル47-48ドル、06年40ドル、07年35ドル、08年36ドルなどと改めて予測し直している。


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