エストニアでシェアを寡占するスウェーデン系の大手銀行HansapankとÜhispankの手数料が本国での手数料より割高に設定されている。
他行と比較してもHanspankとÜhispankの2行は、送金や各種サービスを受ける際の手数料は高めに設定されており、国際送金でも手数料は高い金額が徴収されている。
2行によると、エストニアでの送金手数料が高めに設定されている理由を欧州と比較し、エストニア人はあまり送金を行わないことから、サービス維持を目的とし、手数料を高めに設定しているという。
国内で天然ガス事業を独占するガスプロムと三井物産の両社が15日に液体天然ガスの生産販売に関し協力していくことで協議を持ったことをガスプロムが15日明らかにした。
会議では、ガスプロムのAlexander Ananenkov会長と三井物産の多田博代表取締役が出席し、今年予定している入札事項について話し合われた。
そのほかの議題には、ガス生産システムの単一化、輸送手段、東シベリア−極東への供給、ロシア東部におけるガス生産施設への三井のもつ技術供与などが盛り込まれていた。
ガスプロムと三井物産は1993年以来の協力関係があり、三井では道路建設機器、パイプ、採掘ディバイスなどをガスプロムへ供給してきた実績がある。
リテール大手のRIMI Latviaは14日、付加価値税(VAT)を除く今年上半期の売上高が34.3%増加した1億6350万ユーロとなったことを発表した。
その他のバルト3国各国では、Rimi Estoniaで29.2%増の1億5600万ユーロ、Rimi Lithuaniaで5.5%増の6450万ユーロの売り上げとなった。
RIMIグループ全体では、上半期の売上高は23.9%増の3億8400万ユーロであった。
6月末の時点で、Rimi Balticは、バルト3国全体でRimi Hypermarketを20店舗、Rimi Supermarketを66店舗、ディスカウント店を79店舗運営している。
オーストリアのライファイセン銀行(ZAO Raiffeisenbank Austria)がロシアでの事業規模を06年には支店数を12まで拡大すると14日明らかにした。
現在、ライファイセン銀行はロシアでの本店をモスクワに置いており、支店をサンクトペデルブルグやエカテリンブルグなどに開設している。今後は支店を全国へ広げていく。
昨年、ライファイセン銀行は資産規模でロシア大手銀行トップ100の中で第11位の規模であった。
日本のタイヤメーカーブリジストン欧州(Bridgestone Europe)がハンガリー北西部のTatabányaに新工場を建設することを目的に1億9000万ユーロを投資する計画であることが判明した。
工場建設は、完全自動制御のタイヤ工場として06年にも建設を始める予定で、今後3年以内に従業員200人を雇用する計画。
ブリッジストンでは世界に49箇所の工場を稼動させており、欧州には6箇所を抱えている。