欧州空港協議会(ACI Europe)がリガ国際空港を搭乗客100万人以上500万人以下のカテゴリーで欧州最優秀空港に選出した。審査では、同空港職員の専門性は全ての項目で評価された。
リガ空港のDzintars Pomers会長は、今回の受賞を最高の評価と受け止め、また最も受賞を願っていた評価であったと語った。
2500万人以上のカテゴリーでは、ドイツのフランクフルト空港が受賞し、1000-2500万人ではギリシャのアテネ空港、500-1000万人のカテゴリーではマルセイユ空港、100万人以下ではサラエボ空港がそれぞれ受賞した。
フラドコフ首相は2日、中国の胡主席との会合を終え、将来的な両国の経済協力について言及した。同首相は、両国間の貿易は近い将来、拡大していくことになるだろうと述べた。
今回の会談を踏まえ、両国代表は、今後も定期的な会合を持つことを主体に両国関係の更なる構築を図っていくことに合意した。
今回の会談の席で胡主席は、2010年までには両国の貿易規模は600億ドルに達するという見通しも明らかにし、徐々に両国の貿易関係は拡大するという期待を示唆した。05年1-5月期の露-中の2国間貿易額は100億ドルに達している。
その他に会談では、13億ドルを投じるサンクトペデルブルグのバルト真珠計画(Baltic Pearl Project)などを通しても両国間の経済活動を助長させて行くことなどが話し合われた。
中央政府は29日、自動車メーカーFSOの株式20%をウクライナのAvtoZAZに最終的に売却することを承認した。ウクライナ側の代表団と財務省は30日、Gdańskで株式売買の合意書に署名する予定となっている。
合意文では、株式取得代金については一切触れていない。今後、FSOではAvtoZAZの援助を得て、将来的に年間15万台の自動車の生産を計画していくことになる。
ロシアのIgor Shuvalov大統領補佐官は30日、05年度のロシアのインフレ率が8.5%以内を維持することは不可能であるという見方を示唆した。
同補佐官によると、中央銀行の努力も今年のインフレ率を8.5%以内に留めることは不可能な水準にあるという見方を示したものと見られている。減速傾向を見せる経済成長が急激に回復するなどがあれば、将来的にはGDPは倍増することもあり得、現在目標としているGDP成長率7.2%を達成することも可能だと見られている。
しかしながら、現状では、劇的な変化は望めず、GDPは5.2%を割る可能すら危惧されている。
国立統計機構(INSEE)が28日発表した今年1-5月期のルーマニアの貿易赤字額によると、貿易赤字は、昨年同期の16億ユーロから23億ユーロまで急速に増加していることが明らかになった。
期間中の輸出高は昨年の1-5月期から17.2%増の86億6000万ユーロまで拡大し、特に天然資源、運輸および冶金製品などの輸出が33%近く増加したことが大きく貢献した。
一方、この1-5月期の輸入額は、昨年同期比で22.4%増となる109億7000万ユーロとなり、輸出を上回る勢いで輸入額は拡大した。
ルーマニアにとって欧州は最大の貿易相手国となっており、輸出では全体の68.9%を占め、輸入では63%近くを占める結果となった。