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投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-4-4 0:08:00 (831 ヒット)

今、スロベニアの企業が既存の賃金システムに不満を漏らしている。雇用協会が最近発表した報告書の中で93%の企業が現在の賃金システムが柔軟性に欠け且つ課税比率が重過ぎることに改革が求められていると報告された。

最も企業が不満を示したのは最低賃金についてで、実際の就労の市場価値を正確に反映した賃金システムになっていないことに問題があると回答している。

企業では、最低賃金が法律で保障されていることから企業が莫大な損失を計上したとしても、一切の最低賃金の減額が許されていないことで経営の危機に瀕するような状況に陥ることもあり得ると懸念を示している。

企業が提案する賃金体系は、現在の賃金体系に能力給システムを導入した方が企業の運営としても安定し、より就労者の意欲も増すというものである。

その他には、回答を寄せた企業の84%では、計上した収益の80%が賃金の支払いに向けられていることから、法人税の課税率は余りにも重いと感じている。

しかしながら、雇用協会では、一定の賃金システムの変更は必要ではあるが、現在の賃金総計が急増しているという状況にはなく、生産性の上昇率と比較しても賃金の伸びは低く抑えられているのが現状であるとコメントを寄せている。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-4-4 0:07:25 (1055 ヒット)

鉄鋼会社Mittal Steelの最高執行役員ラクシュミ・ミッタル氏(Lakshmi Mittal)の資産がロシア人の大富豪ロマン・アブラモヴィッチ氏(Roman Abramovich)の資産価値を上回り英国一となる148億ポンド(276億ドル)となった。4日英サンデータイムズが伝えた。

インド生まれの今年54歳になるミッタル氏は、若干38歳のロシア人大富豪アブラモヴィッチ氏を2位に追いやりサンデータイムズが順位付けする英国大富豪トップ1000人の堂々の第1位となった。

1000人に選ばれた各富豪の資産総額は、1年間に23%の拡大を記録し、2500億ポンドまで膨れ上がった。

今回第2位となったアブラモヴィッチ氏の資産は、750億ポンドで、その殆どはロシア第5位の石油会社シブネフチ(Sibneft)の資産から齎された。同氏は03年7月に英サッカーチームのチェルシー(Chelsea)を5900万ポンドで買収し、その後2億5000万ポンドを投じて有名選手を掻き集めている。

今年初のトップ10入りを果たしたのは、世界第3位のアルミメーカーRUSAL(ロシア・アルミニウム)の株主で37歳のロシア人オレク・デリパスカ氏(Oleg Deripaska)が資産総額43億8000万ポンドで第6位に順位された。

05年度版 英国版大富豪トップ6

1. Lakshmi Mittal(鉄鋼業) 279億ドル

2. Roman Abramovich(石油業) 141億ドル

3. Duke of Westminster Property(不動産業) 105億ドル

4. Hans Rausing(包装業) 93億ドル

5. Philip and Christina Green(小売業) 91億ドル

6. Oleg Deripaska(アルミ業) 82億ドル

情報元:ブルームバーグ


投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-4-1 6:39:00 (1035 ヒット)

アメリカのコングロマリット企業Linsure Holdingsがブルガリアで銀行ライセンスを取得できたらという前提で1億ユーロをブルガリアへ投資する用意があると同社の最高執行役員Paultaylor氏が31日明らかにした。

同社では、今年5月にも銀行免許の申請を行う予定である。

Linsure Holdings Inc.は欧州で主に訴訟資金の調達業務や不動産投資などに強く興味を示している。同社ではアメリカのヒューストンに本社を置いており、ロンドン、スペインなどに代表事務所を設置している。

現在、ブルガリアでは個人向けの住宅ローンが急速に伸びており、2月末時点で融資残高は11億1200万BGNに達しており、1月と比較しても5.7%拡大している。昨年の住宅ローン市場は、150%の拡大を記録した。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-4-1 6:38:00 (1010 ヒット)

ロシアの2大小売チェーンのPerekriostokとSeventh Continentが合併に向けて話合いが持たれていることが30日明らかになった。

PerekriostokのAlexander Kosyanenko代表とSeventh Continentの経営陣の両者が30日に合併について最終的な話し合いの場を持っていたことを認めた。

今回両者による合併へ向けた話合いが持たれていたことが初めて公になり、将来に向けた巨大小売チェーンの株式公開(IPO)への軌跡となると期待されている。

Perekriostokでは、モスクワに98店舗を展開しており、他の地域に10店舗を展開している。同社の04年度の売上高は、税引き前で7億6600万ドル(税引き後では6億6000万ドル)であった。

一方のSeventh Continentでは、昨年末の時点で77店舗を全国に展開しており、今年第一4半期中に新に3店舗をオープンさせる予定である。

03年度のSeventh Continentの売上高は3億4220万ドルであった。(04年度分の決算は現在の所、未報告)しかしながら、昨年1-6月期の売上げは、2億2650万ドルに上っていた。昨年Seventh Continentは株式を公開しており、15%分の株式を売り出し、23億ルーブルを市場から調達している。

両社の合併話は、過去数年の間噂され続けてきていた。5年前には両社の合併が唯一外資の小売チェーンに対抗できる唯一の選択だと見られていた。


投稿者: 編集部 投稿日時: 2005-3-31 5:34:00 (1295 ヒット)

デンマークの家庭用品チェーンJyskがブダペスト北部のFótに同社初となるアウトレット店をオープンさせることを30日発表した。

ハンガリーへの出店を足場に、同社では中東欧市場への進出を急ぐとして、今後数年内にアウトレット店の出店を進めていく計画を掲げている。

Jyskによると、今後数年内にハンガリーの大都市全てにアウトレット店を出店させる計画で、その他にポーランド、チェコ、ウクライナ、コソボ、バルト3国などへも百貨店などに併設する形で出店させていく計画である。

同社では、今後、年間15店舗の割合で新規に店舗をオープンさせていくとしている。


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