エネルギー業および観光業を営むIstrabenz社は19日、Ljubljanaに本社を置く食品会社Kolinska社の買収に動き出すことを発表した。
今回の買収が成立するとスロバキア史上最大の買収劇となり、Istrabenz社では、Kolinska社株1株を6500SIT(27.11ユーロ)として買収総額206億SIT(8591万ユーロ)でKolinska社を買収する意思があることを提示している。
Istrabenz社では、既にKolinska社株9.73%を所有しており、同様に同業他社であるDroga社の株式6%を所有している。
また、最近Istrabenz社は、石油精製会社OMV Istrabenz社の株式50%を売却して、同事業からの撤退を明らかにしたばかりであった。
Norilsk Nickel社は19日、今年上半期の営業収益を発表し、昨年同期比130%増の6億9800万ドルの利益を計上した。
同期間中の営業利益は、昨年の5億1600万ドルから11億9300万ドルへ2倍増となる結果となり、税引き前利益でも同様に、昨年同期の4億6800万ドルから倍増の9億7500万ドルであった。
オーストリアの投資銀行Investkreditは18日、10月末時点でポーランドへの貸出与信が商業用不動産や企業向け与信が伸びたことを受け、160%増の6億5000万PLNとなったことを発表した。
同行が02年度に支店を開設した当時の与信は1億7000万PLNに過ぎず、05年度には10億PLNまで拡大する計画としている。
10月末時点で、同行は不動産向けの与信が全体の46%を占めており、30%が企業向け、17%が金融機関、7%がインフラ関連事業向けの与信となっている。
現在オーストリアの銀行間では、ポーランド市場の重要性に焦点が宛てられており、ポーランド向けの貸出が全体の25%を占めるほどになっている。
Investkredit銀行の04年1-9月期の収益は、3940万ユーロであった。
連邦国家統計サービスは18日、2004年度1-9月期の期間中、外国からロシアへの投資が39.4%増の291億4000万ドルとなったことを発表した。
外国からの直接投資は、昨年同期比19.8%増となる55億9000万ドルであった。最も重視された投資対象は、エネルギー関連事業で、同期間中に70億6000万ドルが投資された。
また、ロシアへの投資が活発であったのは、オランダ、ルクセンブルグ、キプロス、ドイツ、英国、アメリカ、フランスなどからであった。
ドイツ政府がアルバニアの電力発電および配電施設へ2600万ドルを投資することを16日発表した。
ドイツ政府は、アルバニア南部の国営の電力生産施設の設備向上を目的に2600万ドルを投ずる計画としている。投資資金は、水力発電施設の改修と配電施設の建設、Saranda地区の配電ネットワークの補修などに振り向けられることになっている。
現在アルバニアでは、電子システムの不備や老築化した施設により頻繁な電力不足に苦しんでいる。