ユコス社は16日、今年9ヶ月間での収益が昨年同期の227億1800万ルーブル(7億9239万ドル)の黒字から1826億9500万ルーブル(63億7000万ドル)の赤字となったことを発表した。
販売利益は9.7%減の51億5100万ルーブル(1億7967万ドル)の損失となった。
主要生産経費は、220%減の10億5200万ルーブル(3669万ドル)となった一方、営業利益は6.7倍増の18億2600万ルーブル(6369万ドル)であった。
1-9月期のユコス社の損失は、税引き前で236億2300万ルーブル(8億2396万ドル)であった。
ハンガリーの最大手石油ガス会社MOL社は15日、今年第3四半期の収益を発表し、アナリストの当初予測より50%増で昨年同期の2倍となる736億HUF(3億6150万ドル)となった。
同期間中の収益向上には、精製マージンの上昇と販売量の拡大、スロバキア法人Slovnaft社の好決算などを受けたものとみられている。
第3四半期の当初の売上げ高予測は4500億HUFで、営業利益は最も楽観的に見積もっても810億HUFであった。同期間中の売上げ高は昨年同期比27%増となり、営業利益は3倍増であった。
ロシア第4位の石油会社Surgutneftegaz社は15日、今年9ヶ月間での収益が世界的な石油価格の高騰を背景に56%増となったことを発表した。
純利益は、昨年同期の384億ルーブルから599億ルーブル(21億ドル)へと増加し、売上高は37%増の2109億ルーブルとなった。
ノルウェイのインターネットブラウザーメーカーOpera Software社は12日、第3四半期の収益が支出が収入を大幅に上回り税引き前損失が拡大する決算内容となったことを発表した。
第3四半期である7-9月期の税引き前損失は、220万NOK(34万7000ドル)となり、昨年同期の70万ドルの損失からも大幅に損失額を拡大させた内容であった。
第3四半期の営業利益は、36%増の2460万NOKとなった一方、支出では42%増の2700万NOKを記録した。同様に1-9月期の利益では40%増の6950万NOKとなり、同期間での支出は33%増の7290万NOKとなった。
また、同社では、第3四半期に24名の新規採用を施し従業員総数182人となり、年内には200人体制とする意向としている。
Transneft社は12日、今年第3四半期までの中間決算を発表し、同期間中の収益は49億7000万ルーブル(1億7323万ドル)となった。
Transneft社の売上高は、同期間中28.8%増の1022億6000万ルーブル(35億6000万ドル)となった一方、生産経費が53.2%増の916億6000万ルーブル(32億ドル)であった。
また、1-9月期の営業利益は、200%近く低下し97億8000ルーブル(3億4089万ドル)であった。