バルト諸国最大の規模を誇る1社とされる非アルコール飲料メーカーGutta社は21日、アジア向けにジュース類の出荷を始めることを発表した。
同社は、来年からアジア向けに輸出を始めるとし、現在は日本向けのみ輸出をしていることから、アジアでの市場開拓に資本を注入することになる。
現在、生産量の42%を輸出し、日本へはその内5%が輸出されている。
また、Gutta社は今年、輸出量が4倍強増を記録しており、バルト諸国向けとドイツ向けの輸出が大きく伸びた。昨年は、ロシアのKaliningrad向けが2倍増を記録していた。
1-9月期に同社は、売上高は25%増となり、年末までに売上げ高1100万LVLを予測している。同社は、ラトビアでは市場シェア43%を占めている。
Gazprom社は、欧州第2位でドイツのユーティリティ企業E.ON社と共同でロシアの各種プロジェクトに対応していく計画であることが明らかにした。
E.ON社は、天然ガスや電力発電事業、燃料生産、欧州でのマーケティングなどを含む戦略的プロジェクトと呼ばれる計画を推進していくことになる。
また、今契約では、230億㎥のガスの購入とドイツ及びスイスへの輸出が含まれている。
E.ON社は、Gazprom社を通して、追徴課税に苦しむユコス社の主要生産施設Yuganskneftegazの買収に興味を示しているとされており、今回の動きは、そういった同社のロシアでの地盤固めの布石と見られている。
*Yuganskneftegazは、ユコス社の60%の生産量を占める。
非政府組織Transparency International社20日、世界146カ国の汚職健全度のランキングを発表し、エストニアを第31位とした。
トップ3は、フィンランド、ニュージーランド、デンマーク。北欧諸国では、アイスランドが第4位、スウェーデンが6位ノルウェイが8位であった。
同調査でエストニアは、汚職を最も減らした国として評価しており、この最近での成長を支えていると見られている。
米国の大手化粧品メーカーAvon社は20日、外資では初めてとなるロシアで化粧品工場を建設することを発表した。
既に同社は、この夏、4000万ドルを投じており、防臭剤、シャンプー、洗顔料、スキンケア商品などの試験生産を始めており、200人の従業員を雇用している。
今後は、従業員の増員と生産商品のラインを増やしていくことになる。
今年、航空機利用によるポーランドへの渡航者数が昨年期比25%増となる大幅な伸びを記録している。
渡航理由の主なところは、昨今の航空運賃の格安化とEUに加盟したことだと見られており、アナリストの間では、年末までには30%増となる訪問者が訪れると見ている。
既に格安航空会社を利用した渡航者数は120万人に上り、来年度は2倍増となると予測されている。