ConocoPhillips社は、公開買い付けを行っていたLUKoil社株2.4%の買収で、買い付け価格が市場価格を下回ったことを理由に、市場からの同社株の買い付けに失敗したことを7日明らかにした。
しかしながら、同社としては、年末までにLUKoil社株を10%まで引き上げることを目標としており、時間的にまだ余裕があるとして、今後も株式の買い付けは続けるとしている。
Conoco社は、2.4%のLUKoil社株を6億2800万ドルで買い付ける予定であったが、同金額では1株あたり30.76ドルとなり、市場の売買価格31ドルを若干下回ることから、売り手が現れなかったと見られている。
デンマーク最大の銀行Danske BankおよびClaus Hjort Frederiksen就労大臣は7日共同で、今後数ヶ月間における失業率の見通しが改善傾向にあることを発表した。
Claus Hjort Frederiksen氏は、統計局に届出が出された失業者数が3000人程増加しているが、この数字が数値計算上の技術的な上昇であるとして、実数については改善傾向にあることに自身を持っているとした。
Danske銀行とClaus Hjort Frederiksen氏の2者は、デンマークの向う6ヶ月の失業者数について、政府が取り組んできた各種の失業対策が功を奏して、減少傾向にあるとしている。
リトアニアの家具メーカーBaltijos Baldu Grupe社(BBG)は6日、9月期の売上高が1573万6000LTLとなり、通年で昨年期比1.6倍になったことを発表した。
1月から9月までの同社の売上高は、1億4412万8000LTLとなり、03年度の第3四半期までの売上高である6841万2000LTLの2倍の売上げを記録した。
Moscow Narodny Bankが6日発表した月間のGDP成長率が8月の同指数6.2%から9月には5.6%に下がり、2003年4月以来の低成長率を記録した。
MNBは、今年第3四半期の経済成長率も第2四半期の6.9%から停滞気味となる6.2%に下がる予測をしており、こちらも03年度第2四半期以来の低成長率になると見られている。
ワイヤレス インターネット アクセスがロシア全土に広がりを見せ始めている。
MediaSeti社は5日、ロシアの45地域で新たなWiFi及びWiMAX テクノロジーを開始する計画があることを明らかにした。
年末までに、世界ではWiFiを利用したホットスポットが14万箇所にまで増加すると見られているが、WiMAXテクノロジーが来年以降に紹介されるとワイヤレス ブームにより大きな拍車を与えるものと見られている。
現在のWiFiスタンダードでは、ワイヤレス範囲が90メートル四方とされており、05年度にWiMAXが紹介されると同範囲が約50キロまで広がることになる。
MediaSeti社は年末までに、モスクワ,モスクワ郊外,サンクトペデルブルグ,レニングラード地域,Nizhny Novgorod, Volgograd, Yekaterinburg, Rostov-on-Don, Perm, Samara,Novosibirskの各所でブロードバンド ラジオ アクセス ネットワークを開始する計画を立てている。
また同社は、2年以内にロシアの45地域にブロードバンドアクセスのインフラ設備を整えたいとしている。