民間調査機関MMI(Market and Media Institute)が23日発表したノルウェイ人ビジネスマンのどの航空会社を好むかという市場調査で、KLM航空が英国航空や地元のBraathens航空を押えて、最もKLM航空のサービスに満足していると回答を寄せたことを明らかにした。
ノルウェイのSAS航空やBraathens航空は、最も地元で知られた存在であったが、KLM航空が最も気に入られている航空会社という結果となった。
SAS航空は、調査に回答を寄せた中でほぼ全員が同社を認識していたが、同社サービスに不満を漏らす回答が多々あったという。
現在、SAS社とBraathens社は、ノルウェイ航空業界の最後のM&Aとなる手続きを進めている。
顧客満足度(順位)
1位: KLM
2位: Braathens
3位: British Airways
4位: Widerøe
5位: Norwegian
6位: Lufthansa
7位: SAS
8位: Air France
9位: Sterling
経済開発貿易大臣Andrei Sharonov氏は23日、予算委員会で04年度下半期ののGDP成長率を6.5%と予測していると発表した。
同氏は、8月に上半期の同成長率を7.4%としていた。
経済が低調になると予測されている理由は、工業成長率や投資成長率が落ち込んでいることと、既に昨年の下半期に高成長率を記録していたこととされている。
今年のGDP成長率予測は、通年で6.9%とされている。
ブルガリア観光局は22日、1月から8月までの間に同国を訪れた外国からの訪問者数が昨年同期比18.62%増となる330万3359人に上った事を発表した。
290万5300人が観光を目的に入国しており、昨年より1万8395人増であった。
また、今年上半期の観光収入は、昨年期比25.1%増の6億4630万ユーロであった。
フランス最大の石油会社Total社は22日、ロシア最大の独立系天然ガス会社Novatek社へ資本参加することで契約を結んだことを発表した。
同情報は、Gazprom社とアメリカの石油会社ChevronTexaco社がガス関連事業で協力していく議定書に契約を結んだことを発表する数時間前にもたらされた。この議定書には、両社が北極圏のvast Shtokman天然ガス地区の開発と液体天然ガスをアメリカ市場へ販売することが盛り込まれている。
今回の2つの事業契約の発表により、ロシアが抱えているユーコス問題がロシアへ投資をすることを懸念する世界各国の企業へ、安心感をもたらすものと見られている。
世界第4位の独立系石油会社Total社はNovatek社買収の金額を幾らであったかは明かしていないが、市場では、同社株25%程度で10億ドルの価値があると見られている。
また、Total社は、Sibneft社の買収に社名が挙がっていたが、今回の買収でSibneft買収の可能性はなくなったと見られている。
フィンランドでは、来年から電子部品のリサイクルに掛かる費用の一部を消費者へ負担を求めることが21日発表された。
しかしながら、電子機器の返却は、無料とされている。また、徴収金額は、電子機器の小売価格の2〜4%とされているという。