ルーマニアで事業展開する石油会社Lukoil社およびMOL社は20日、 石油の卸価格を1リッター2,000から2,300ROLまで値上げする予定であることを明らかにし、SN Petrom社、Rompetrol社が発表した同様の措置に続く形となった。
現在のところ、卸価格は2,000から2,100ROL程度に留まる方向で調整に入っているが、上昇を続ける石油価格を踏まえると、長期的には2,300ROL を越えない水準に留めるように調整していく必要がある。
格付け機関であるS&P社は20日、チェコで営業する銀行3行の格付けを上昇修正した。
同3行とは、CSOB銀行、Ceska Sporitelna (CS)、Komercni銀行 (KB)の3行で、'BBB'から 'BBB+'へそれぞれ格上げされ、アウトルックについても3行とも安定とされた。
各行合計で、チェコでの市場シェアは20%前後となる。
各行は外国金融機関の現地子会社であり、CSOBはベルギーの大手金融グループKBCの傘下銀行で、KBはフランスソシエテジェネラル、CSはオーストリアのErste銀行が所有している。
ダイムラークライスラー社は20日、ラトビアに計画していた新規工場の建設を凍結することを発表した。
同工場では2000人の採用を予定していた。
もともと同工場で何を生産する予定でいたかは、明かされていなかった。
ロシアの外貨準備高が年末までに記録的となる1000億ドルまで行きそうである。
中央銀行の会頭Sergei Ignatyev氏は20日、 「上昇が続く石油価格が大きく貢献しており、このままの勢いが続くと、1000億ドルの水準まで伸びるのでは」と語った。
中央銀行は、今月の13日に外貨準備高が896億ドルに達したことを報告していた。
ポーランドで最大の保険会社の一つであるPZU Groupは19日、今年上半期での収益が20%増となる9億3800万PNLとなったことを明らかにした。
資産運用会社であるPZU SA社は、同グループの中で最も収益を伸ばし6億700万PLNを稼ぎ出し、生保部門であるPZU Zycie社3億3100万PLNに留まった。