SLSP社は19日、今年上半期の収益が14%増となったことを明らかにした。
オーストリアのErste銀行傘下であるスロバキア最大の銀行Slovenska sporitelna (SLSP)は、国際会計基準に基づき、年率換算14%となる16億SKKの収益を上げた。
SLSPの営業収益自身は、30%近く下がり24億SKKとなったが、総資産は12%増となる2260億SKKであった。
顧客預かり資産は1762億SKKとなった。
ロシアの鉄鋼グループSeverstal社がチェコのVitkovice Steel社買収に興味を示している。
19日、Severstalグループは、チェコ政府が所有するVitkovice社株を放出するのを待つ方向でおり、チェコ政府としても同社を民営化の一つと考えていることから、内閣府での協議に入っている。
19日、7月のラトビアのインフレ率が発表され、年率換算で6.7%となった。
スロバキアとハンガリーのみがラトビアを上回り、それぞれ8.3%、7.2%であった。
隣国エストニアでは、インフレ率は4.1%維持し、リトアニアでは1.9%に留まった。
ラトビアの7月の消費者物価指数は0.2%上昇し、6月との物価指数比較では0.1%の上昇で、エストニアの消費者物価指数は年率換算で4.1%となり、同様にリトアニアでは、7月の消費者物価指数は現状維持となり、昨年同月期比1.9%の上昇に留まった。
北欧およびバルト3国で最大のNordea銀行は19日、今年第2四半期の収益が6億6400万ユーロとなったことを発表した。
Nordea銀行は、フィンランドの商業銀行MeritaとスウェーデンのNordbankenの合併により2000年に設立され、デンマーク第2位のUnidanmark、ノルウェイのChristiania銀行、スウェーデンのPostgirotを買収し事業規模を拡大させている。
現在、同行は1100万人の顧客を持ち、エストニア、フィンランド、リトアニア、ラトビア、ポーランド、デンマーク、スウェーデンといった17カ国に1220支社を運営している。社員数は、3万人。
今月のA-92石油の1リッター平均価格が13.82ルーブル(48セント)となり、米国エネルギー省が発表したアメリカの平均価格を最低でも3セント上回ったことをモスクワ燃料協会が19日明らかにした。
上昇を続ける石油価格に季節要因も絡み、石油価格が右肩上がりを続けたが、アナリストの見解は、主な価格上昇の理由は国内の石油産業が抱える構造的な問題であるとしている。
海外輸出される石油が増えた為、結果、国内石油価格を上昇させた。これに政府は、8月1日から関税を7.9ドル上げ、1トン当たり45.4ドルの関税を掛けている。