中国最大の石油会社PetroChina社は4日、Gazprom社(ロシア)、ロイヤルダッチシェル社(英蘭)、エクソン社(米)と共同で進めてきたロシアから上海まで延長する計画であった石油パイプライン建設計画への参加を取り消したことを発表した。
同社は、手紙にてGazprom社へ連絡を入れ、最終同意には至れなかったことを明かした。
シェル社も昨日同様の内容の手紙を受け取ったことを認めている。
PetroChina社は、北西部にあるXinjiang省までの4000キロのパイプラインは既に完成させており、9月1日からガスを輸送し始める。
Vneshtorg銀行(VTB)は3日、ドイツのAKA Ausfuhrkredit-Gesellschaft mbH社から2700万ユーロの融資を受けることになったことを発表した。ドイツ社は、貸付の形で融資を行う。
ING-BHF銀行AGとドイツ銀行AGは、VTB-AKAとの契約に共同融資という形で参加する予定である。
Gorky Automobile Plant社(GAZ) は3日、今年上半期での収益が9339万ルーブルに上った事を発表した。
今年第一四半期での収益は159万6000ルーブルであった。
同社は、収益の向上は自動車販売が好調で、第1四半期で営業収益が3億6885万ルーブルに上り、第2半期には50,131台を販売し、6億6477万ルーブルの営業収益に上ったと発表した。
2日スロベニア保険局の調べで、同国に進出意思のある保険会社数が54社に上ることが分かった。
スロベニアのEU参加によって、市場経済化が進むと各社は当て込み、同国への進出を狙っている。主に、英国の保険会社18社が進出の意思を伝えており、ドイツ、オーストリア、アイルランド、イタリア、スウェーデン、チェコ、ベルギー、ルクセンブルグ、デンマーク、フランス、フィンランド、ラトビア、ハンガリー、オランダの企業が同様に進出を計画している。
EU諸国からの同国への保険事業進出は、子会社による事業展開も可能となり、スロベニア当局に必要書類の提出が必要となる。
既にMerkur社、 Grawe社、Generali社、Arag社といった企業は書類の提出は済ませており、外資の子会社としてではなく、国内企業として登録申請している。
同国内で、外資企業による生命保険市場占有率は22%に留まっており、損保事業については3%に過ぎない。
携帯電話事業大手Orange社のスロバキア子会社Orange Slovensko社は2日、今年上半期に50%近い増収となる19億SKKとの予測を発表した。
競争他社であるEBITDA社は同期間中、収益を30%増の42億3000万SKKとし、通年で18%増の91億SKKになると発表している。
Orange Slovensko社の顧客ベースは、20%近く伸び220万8000人となった。
フランステレコム子会社であるOrange S.A.社は、同社の株式64%を所有している。