ELTAによると、リトアニアの最大手の肥料メーカーLifosaが会計監査前でこの第1四半期に1万1931リタス(約45万3400円)の損失を計上したという。
同社は、昨年同期に7万285リタス(約267万円)の黒字を計上していた。
同期間中の歳入は27万6601リタス(約1051万円)で、主要商品であるDAPを25万5887トン売上げ、同商品では25万4188リタス(約966万円)の収益を計上していた。
同社によると、不振に苦しんだ理由は、リン酸肥料の価格下落が激しかったことだという。
待望の英Marks & Spencerが5月7日にロッカラマーレショッピングセンターにエストニア旗艦店を開店させる。
経済ニュースBBNによると、景気後退の中にあるが、同社としては、十分な店舗スペースも確保でき、満足しているという。
これまで同社では、タリンに十分な店舗スペースが確保できず、なかなか進出できずにいた。
今回の旗艦店は1400平米あり、衣料品やアクセサリーなどを中心に販売するという。
大手酒造のAldarisが景気後退の最中も低コスト生産に努力し、生産効率を上げたことなどから昨年332万ラッツ(約6億1100万円)の黒字を維持したとLETAが報じた。
一昨年の同社の収益は680万ラッツ(約12億5120万円)であった。
昨年、同社は3640万ラッツ(約67億円)の売上高を残し、07年度とほぼ同額の売上高を維持している。
ビールの市場シェアは、若干ではあるが07年の40.2%から40.6%に拡大した。
経済ニュースBBNによると、バルト3国最大の旅客船会社AS Tallink Gruppが2月29日までの3ヶ月間にカーゴ収入の減少やスウェーデン・クローナが対エストニア・クローンに弱含んだこと、そして金利が上昇したことなどに相俟って、損失が3倍にも増加したという。
損失は3億2330万クローンに上り、1年前の1億1130万クローン(約9億3500万円)からほぼ3倍増になった。
しかしながら、売上高は5%減の26億2000万クローン(約220億円)に留まっている。
メインバンクの一つSwedbankでは、当初売上高が28億4000万クローン(約238億5600万円)に上るとして、同社の収益を4690万クローン(約3億9400万円)の黒字になると見越していた。
LETAによると、ラトビアの飲料メーカー最大手のCido grupaが昨年4560万ラッツ(約84億3600万円)を売上げ、07年度期比で21%増を記録した。
昨年同社は、212万736ラッツ(約3億9230万円)の収益を計上したが、07年度の214万9938ラッツ(約3億9770万円)は下回った。
同社はラトビアでは飲料水メーカーとしてはトップシェアを誇っており、シェア自体は40%を超えている。
また、海外へは、リトアニア、エストニア、ロシア、カザフスタン、カナダ、タンザニア、ナイジェリアへ商品を輸出している。
長年にわたって同社はバルト3国最大の飲料メーカーであったが、2004年に北欧第2位のRoyal Unibrewグループ傘下に入っている。