金メダリストIndrek Pertelsonが経営していたスポーツクラブ『Arigato』が経営難に陥ったことから同氏には300万クローン(約2280万円)を超える負債を抱えてしまったとÕhtulehtが報じている。
負債額は320万1000クローン(約2433万円)に上る税金の滞納と100万クローン(約760万円)を超えるローンが積み上がっている。
LETAによると、ラトビア政府は公務員数を5950人削減し、財政難を乗り切ろうと取組んでいる。
削減された公務員数は全体の9.1%に上るという。
公務員カットにより、1936万ラッツ(約32億3300万円)を今年削減できることになる。農業省では、全体の4%が削減され、内務省9%、福祉省も同じく9%、財務省でも8%がカットされている。
地元紙Äripäevによると、エストニア航空が親会社であるスカンジナビア航空(SAS)から短期融資を得て、何とか首を繋いでいる。
これまでエストニア航空は親会社かエストニア政府からの支援がない限り破綻の可能性が極めて高いと見られてきた。
今回の融資は3000万クローン(約2億2800万円)で、燃料費や管理費などに企てられる見込み。従業員給与などは事業収益で何とか賄うという。
昨秋にも同社は親会社から同額の融資を受けており、明らかに資金不足状態に陥っていることが窺える。
エストニア航空はこれまでに31万24クローン(約1790万円)の税債務を抱えており、融資の返済も今後、大きな重石になってくる。
外国企業がエストニアに事業者に商品やサービスなどの料金の前払いを請求している。
地元紙Äripäevによると、外国企業は支払には国家機関であるKredexの補償ですら疑うケースまで出てきているという。
Kredexは、支払の保障や輸出決済などを保障する国家機関である。
現在、同様の厳しい支払い条件はエストニアだけでなく、ラトビア、リトアニアでも要求されているという。
支払に問題を抱える企業へは、外国の取引先は、最低でも70%の前払い、最悪の場合では全額を先に支払うことを要求している。
一部の企業経営者によると、Kredexの保障があっても取引を拒む取引先まで出てきており、国家機関の保障すら信用を落としてきていると嘆いている。
ELTAによると、09年1月の第2週までに約1万1000人がハローワーク(Labor Exchange)に登録したという。
同局の資料では、昨12月には4000人が新規登録しており、一気に登録者数が急増し始めている。
既に登録を済ませている者を入れると、現在リトアニアには13万5000人が就労先を求めていることになる。
この2週間に新たに採用登録されたのは900人分の仕事に過ぎず、全土で2500人分の仕事先が就労者を求めているに過ぎない状況になっている。