LETAによると、石油精製大手Ventspils nafta(Ventspils Oil)が事業の過半数をラトビアのLatvijas kugniecibaへ売却することを決めたという。
売却額は8270万ラッツ(約2857億3200万円)だが、Latvijas kugniecibaの大株主がVentspils naftaであることから、グループ内の事業の譲渡といってもおかしくない。
Ventspils naftaは今回の事業売却で4000万ラッツ(約71億4000万円)の収益を挙げることになる。
バルティックタイムズによると、リトアニアの映画館の売上高が今年1-9月期に前年同期比で14.5%増となる3606万リタス(約13億3500万円)に達したと報じている。
昨年同期の売上高は3150万リタス(約11億6550万円)であった。
映画配給組合によると、第3四半期までに298万人が映画館に足を運んだという。
また、最も人気を呼んだ映画『カンフーパンダ』では10万8500人が映画館で観賞している。
現在、リトアニアの映画館で映画を観賞する場合、映画館にもよるが6リタス(約222円)から16リタス(約592円)でチケットを購入することが出来る。
地元紙アリパエブが12月5日に逮捕されたタリン市市政員のIvo Parbus氏が旅行会社Estravelの贈答用クーポン券2万5000クローン(約20万25000円)を賄賂として受け取ったことで逮捕されたと報じている。
公安では、不動産開発会社Merko EhitusのTõnu Korts役員がParbus氏に旅行券(ギフトカード)2万5000クローンを許認可待ちの計画で何らかの便宜を図ってもらう為に渡したと見て、逮捕に踏み切っている。
公安ではParbus氏だけが賄賂を受け取ったとは考えておらず、他にも複数の役人が同様の手口で賄賂を受けていたと疑っている。
今回公安がParbus氏の逮捕に踏み切った背景は、公安がタリン市のクリスティイーン区で副知事を務めるAleksander Raide氏と協力して、Parbus氏を罠に掛けたことでParbus氏の収賄が露呈した。
スウェーデンおよびデンマーク政府がラトビア政府との間で通貨スワップを使って5億ユーロ(約625億円)を貸し付けることで合意したとLETAが報じている。
Atis Slakteris財務相は、今回の融資はラトビアが借入を予定している総額の一部であると認めており、今後はIMFやEUなどからも順次融資を受けることになる。
Alfa.ltによると、16日の朝、首都ヴィルニスの著名観光名所であるゲディミナス城跡(Gediminas castle)の頂上に『売却済み』という垂れ幕が掛けられていたという。
垂れ幕を見つけた管理人等が直ぐに警察に連絡を取り、垂れ幕を掛けたとみられる2名の若者を発見したが、若者は上手く逃げ去ってしまった。
警察では行き過ぎた悪戯とみて逃げ去った2人を捜査している。