Yukosの広報は22日、今の状態が続けは、数週の内に破産を申請せざる得なくなると語った。裁判所により資産凍結された状態で、営業の継続や、輸出業務を続けることは不可能であると語り、早ければ8月半ばには破産する可能性があるという。
今の状況が続くと、ロシア石油生産No1の企業からの石油生産が滞ることになり、ロシアから輸出される石油の不足が、世界市場に大きな影響を及ぼしかねない。
同社社長のSteven Theede氏は、「直ぐにでも手持ちの現金が底を付きかねない、継続してビジネスを続けることは不可能に近く、8月半ばには全てが終わる」と述べた。
音楽業界関係者の話によると、ロシアでのCD販売3枚に1枚はコピーCDであるとされ、昨年、45億ドルものコピーCDが販売されていたと述べた。
世界最大の音楽CD販売会社であるユ二バーサルミュージック社は22日、不法販売や不法ネットダウンロードによる影響は、業界全体で320億ドルのマーケットに多大なものとなっていると述べた。
アジアで最大の石油精製会社であり中国国営企業でもあるSinopec Corp社は21日、ロシアウラル産の石油12万バーレル/日の購入計画を発表した。
契約は1年で600万トンの購入となり、中国国内でロシア産の石油が増えることになる。
ロシアでは、8日、9日の2日間の取付け騒ぎにより、計8億5900万ドルを引き出されていた。
同金額の内、6億8700万ドル分(200億ルーブル)に関しては、モスクワとモスクワ近郊の都市で引き出されている。また、上記金額には外貨は含まれていない。
大手格付け会社S&P社(スタンダード&プアーズ社)は20日、ウクライナのソブリン格付けをB+と格付けし直した。
また、同国は今週、来週に掛けてヨーロッパ、アメリカにおいて新規に国債(5億米ドル)の販売を始める予定。