16日、ロシア石油大手のYukosは、同社の資産勘定をする為、クレディースイスファーストボストン(Credit Suisse First Boston)とルネッサンスキャピタル(Renaissance Capital) の2社と契約した。
同社が所有する石油関係の総資産は、裁判所により凍結されており、2000年度の追徴課税990億ルーブルの支払いを命じている。
ロシアの連邦反独占サービス(The Federal Anti-Monopoly Service )は、テレビ局(Channel One)に対し、余りにも過多なYukos関連の広告を流したことに対し、4万ルーブルの罰金を課した。
15日、破綻の危機にさらされているシベリアを事業の中心とする石油大手のYukosは、34億ドルの追徴課税の内、13億ドル分を今月中に支払うことに同意した。
ロシアでは、国内向けの石油価格が7月、過去最高を記録した。石油ブローカーのUFGは、第一4半期に1バーレル17ドルだったものが、4月以降23.3ドルまで上昇していると述べた。
ロシアの鉄道会社RZDは来年、ユーロ建ての社債の発売を決め、同社が2010年までに計画する70億ドルの投資の一部を同社債で補完する予定。