格付け会社大手のムーディーズは、ロシアの長期外貨建て格付けをBB-、ルーブル建てをBBB-と格付けした。
ロシアの第一四半期でのGDP成長率は、前年期日7.4%の伸びとなり、投資や個人消費に支えられた堅調な経済成長を見せている。
スタンダード&プアーズ社は9日、ロシアの銀行が切迫的な危機的な状況にはないとコメントするも、21の中小銀行の格付けをCCCからB-に格付けを見直した。
ロシア石油メジャーのユーコスは8日、オーナーであるMikhail Khodorkovsky氏 がロシア政府から追徴課税されていた34億ドルの支払いを持株の放出で行うとは述べた。ユーコスは、解散の危機に立たされていたが、破綻の危機回避へ向け最終調整を政府との間で連日続けていた。
ロシアのAlfa Bankでは9日、3日間の間に2億ドルを引き出す取り付け騒ぎが起こった。