顧客対応に不満爆発!(エストニア)

投稿日時 2007-10-2 2:02:00 | トピック: Baltic State

ディスカウントショップMaxima,マクドナルド、ダブルコーヒー(Double Coffee)を頻繁に訪れる顧客等が店員の操るエストニア語の能力があまりにも酷いことにクレームの声を上げている。

これら3社では若いロシア系住民の採用を増やしており、その多くが顧客に対応できないほどのエストニア語の言語能力しか持ち合わせていないという。

小売大手のMaximaではロシア人をレジ打ちに多く採用しているが、その殆どがエストニア語を理解できない現状にある。

Maxima Eestiの広報Erkki Erilaid氏によると、同社では毎年2000人あまりを新規雇用しているが、他にこれほどの人材を確保する手段はなく、既に社内でもこの夏からエストニア語コースを整え、ロシア語系従業員には140時間のエストニア語コースを受講させることを義務付けている。

現在、小売業界では人材確保に苦悩しており、今後もロシア語系市民の採用に頼らざる得なく、この状況はなかなか改善しないと見られている。

ただし、実際の所、エストニアの法律では、サービス業に従事する従業員でエストニア語を学んでいるものは引き続きその職に留まることが許されている。


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