Escada大株主、エストニアの市民権獲得(エストニア)

投稿日時 2007-12-21 2:03:00 | トピック: Baltic State

今週エストニア政府が世界ブランドであるEscadaの株式27%を所有するロシア人大富豪Rustam Aksenenko氏に市民権を与えたことを発表した。

若干31歳のAksenenko氏は、03年に焼く1億1000万ドルを投じてEscada株を取得し、現在、世界第181位の大富豪だと見られている。

Aksenenko氏の父Nikolai Aksenenko氏はエリティン元大統領の側近で、97年から02年に鉄道大臣の職にあり、99年には第一副首相も勤めていた。その後プーチン大統領の誕生により、その職を解かれている。

プーチン大統領は、Nikolai Aksenenko氏を国家資産の搾取したとして裁判にかけられる前に刑罰を受けている。

Nikolai Aksenenko氏の功績は、エストニアの鉄道事業を構築させ、自身が経営するDBTを通してエストニアへ1億5000万クローン(約15億6000万円)を投資している。

また、Rustam Aksenenko氏は、スイス籍のFinartis Groupの代表で、且つタリンにマンションを所有している。



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