西ヴィル郡、景気後退で企業も瀬戸際(エストニア)

投稿日時 2008-8-22 2:04:00 | トピック: Baltic State

経済ニュースBBNによると、景気後退から西ヴィル郡(Lääne-Viru County)が特に経済悪化の影響を受けており、その勢いは建設業や不動産業界に留まらなくなってきた。

同郡の企業群の売上高は、物凄い勢いで下落しているとVirumaa Teatajaが報じている。

ラクベレを中心とした同郡で事業を展開するコンクリート資材メーカーE-Betoonelementでは、今年の売上高が昨年期比で40%も下落している。

また、製材事業を営むAS KasepuuのMarmelt Riibe部長は、建設業界の不調が顕著で製材商品の需要が劇的に減少したことで売上が50%も減少していると述べている。

農業機器輸入販売業のStrangko Grupp ASも4月以降の経済環境に大きな懸念を感じており、事業提携をしている建設企業からの受注が50%も減った事で経営自体が困難になってきているという。


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