
ラトビア-リトアニア直行便、全て廃線?!(リトアニア)
投稿日時 2008-10-1 2:04:00 | トピック: Baltic State
| ラトビアのナショナルフラッグairBalticがリトアニア路線を廃止するとLETAが報じている。
同社のリトアニア路線の背景はリトアニアのFlyLALによる訴訟問題によりリトアニア内のairBaltic資産とリガ国際空港の同社資産を差し押さえるという決定に対する仕打ちだと見られている。
これまでにFlyLALは、ヴィルニス裁判所に対し、airBalticとリガ国際空港を相手取って公正取引違反への損害賠償2000万ラッツ(約43億4000万円)を求める訴訟起をこしていた。
裁判所判断は、airBalticの銀行口座の凍結は行っておらず、運行を阻害するものとはなっていない。
しかしながら、競争が激しいバルト3国ではFlyLALは破綻の危機に直面しており、もしFlyLALが破綻し、同時にairBalticがリトアニアから撤退してしまったら、そのしわ寄せは全て市民の身に寄せられることになる。
ただし、airBalticのBertolt Flick代表は、今回の裁判所の裁定はEU憲法違反で差押さえの方が問題で、同社としてはリトアニアからの撤退もないとコメントしている。
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