DUBAI&EGYPT 〜月刊バルトジャーナルVol.001

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DUBAI&EGYPT ~月刊バルトジャーナル Vol.001~

 

アメリカの不動産バブル崩壊が世界中に伝わり、不動産バブルに湧いていたドバイにまでその影響は響き渡ってしまいました。

前号(週刊バルトジャーナル最終号)でも指摘しましたようにドバイでは多くの開発計画が頓挫したり、延期されたり、また不動産価格は30%、40%と投売りされるものまで出てきました。

そんな最中、Marr International(http://www.marrinternational.com/)という不動産マーケティング会社が09年度の不動産HotSpotというのを発表しています。

そのレポートでは、09年度にはドバイ、エジプト、チュニジアが不動産投資のトップ3となると紹介しています。

恐らくこれまでのような異常な価格高騰というのは不動産投資からは期待できないでしょう。

ただし、既に大きく値を落し始めたドバイの不動産も直に底を打ち、トレンドが反転し、大きく下落した分、投資先として魅力的なロケーションとして見直されるというのが同社の見立てのようである。

因みにドバイの他にもアブダビ、ラスアルハイマ、アジマンなども魅力的だという。

08年年初から人気を集め始めたエジプトは、ブームに火が付き始めたばかりで、特に人気の紅海岸都市では、不動産価格も270万円前後からと不動産投資初心者でも始められ、また、融資(住宅ローン)を必要としない低価格であることもあ
り、09年も引き続きキャピタルゲイン狙いの不動産投資先として世界から注目されるという。

そしてチュニジアだが、人気を博すと見られる最大の理由はそのアクセスのし易さだという。多くの発展途上国がインフラが未熟であるにも拘らず、この国は比較的インフラが揃っており、あまり不便を感じないのが魅力だ。

欧州から容易に同国を訪れることが出来、今後は短距離の休暇先として認知度を高めてくると見られている。

同社の見立てとしては、09年度は北アフリカと中東が海外不動産投資先として注目されるといい、上記したが、自己資金だけで購入できるというお手頃感から海外不動産投資初心者へ裾野を広げることで不動産ブームに拍車がかかると見ている。





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