旧市街夕焼け
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

ニュース過去記事検索
Baltic State : 金利上昇で住宅ローン早期支払い増加(エストニア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2007-3-14 2:05:00 (893 ヒット)

エストニアの住宅ローンで指標とされる6ヶ月ものEuriborが4%を超え過去半年で最高水準を記録している。

今後も金利は上昇すると予測され、金利上昇から過熱気味とされる不動産市場を冷却化させることに一役買うと見られている。

国内の商業銀行では、1月末時点で833億クローン(53億2000万ユーロ)を個人へ融資しており、2006年1月期比で61%も増加している。

中央銀行によると、消費者金融はこの1年で88%も拡大した86億7000万クローンに達しているという。

07年1月末時点で、住宅ローンの未払い分は687億クローンあり、06年1月からは62%の増加となっている。

中央銀行の資料では、昨年12月時点でユーロ建てローン平均金利は1.29%上昇した5%に達しており、一方でクローン建てローンでは、0.37%下落した7.04%となっている。

個人向けユーロ建て融資における金利水準は、1.35%上昇した4.92%で、法人向けでは、1.1%上昇した5.33%となっている。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。