Baltic State : 銀行収益、上半期に倍増(ラトビア)
バルト3国の銀行全行による収益総額が07年上半期の間に7億140万ユーロに達し、昨年同期比で倍増を記録している。
収益最高を記録したのはエストニアのハンサバンクで収益は2億2900万ユーロに上っている。次いで同じくハンサバンクのラトビア法人が7160万ユーロの収益を上げ、第3位にはリトアニアのSEB Vilniaus bankasが6380万ユーロの収益を計上している。
銀行資本は51億ユーロに上り、資本額自体も昨年末から23%も増加している。預貯金額については、10.2%増の309億ユーロの預貯金があり、ローン残高は年初から4580万ユーロ増加した20.7%増を記録した。
各国の銀行資産比率は、今年6月末の時点でラトビアが41.1%と最大で、リトアニア30.5%、エストニア28.4%という割合であった。
因みにバルト3国には、計51行の銀行が営業している。