Baltic State : 消費者物価、今年は13%の上昇も(ラトビア)
08年に消費者物価が13%近くとなると見られている。
ラトビア銀行によると、国内経済は徐々に減速を見せ始めているが、インフレ率は依然高水準を続けている。
インフレ率は、ラトビア政府としても最も気にしている指数の一つで、経済減速と共にインフレ率が収まることが期待されている。今年は、上半期期間はインフレは高騰を続け、下半期から徐々に下降し始めると見られている。
ただし、高騰する原油価格という世界情勢もあり、今年は劇的なインフレ是正は起らず、国内のガソリン価格は高騰を続け、食料品価格も原油同様に世界情勢の影響を強く受けることになる。
国内総生産は、7%前後の成長が試算されている。