��κ
メールマガジン
07年1月1日からブルガリア、ルーマニアがEU加盟を果たすことが決まり、巨大化する欧州・中東欧に続き、巨大市場として台頭しつつあるロシア、GDP成長率が10%を上回るバルト3国、国営企業の民営化を急ぐCIS諸国といった地域の経済状況などの情報を配信しています。

メールアドレス:

→詳しくはこちら


i-modeにて最新経済ニュースをいつでもご覧いただけます。

広告掲載について

ニュース過去記事検索
Baltic State : 顧問監査法人、監査先の破綻を示唆(エストニア)
投稿者: 編集部 投稿日時: 2008-6-5 2:03:00 (635 ヒット)

監査法人が不動産開発会社大手のQ Varaの決算書の中で同社の健全性に疑問を呈していた。監査法人の見立てではこの6月30日にも破綻の危機にあるという。

地元紙アリパエブによると、監査人であるVeiko Hintsov氏は同社の主要事業からの収益では債務の支払に間に合わないとして財政の危機にあることを示唆している。

Q Varaは、昨年末の時点で3440万クローン(約3億5776万円)の未払いがあり、今年に入ってその未払い金は拡大していると見られている。

2年前の同社の債務は220万クローン(約2288万円)に過ぎず、1年前でも2220万クローン(約2億3088万円)であった。

短期債務額は、1年前の2億9020万クローン(約30億1808万円)から3億7590万クローン(約39億936万円)に増加しており、同社が義務を負う債務の支払証券は全て今年が期限となっている。

そしてそのQ Varaでは、監査法人からの決算書を1ヶ月間も公開を避けていた。

5月2日に決算書を作成した監査法人からの財務内容への意見書が如何に衝撃的なものであったかを窺い知る事が出来る。同社はタリン証券取引所へ決算書提出の義務があったが、5月6日になっても資料が整っていないとして5万クローン(約52万円)の罰金の支払を請求された。

印刷用ページ このニュースを友達に送る

Copyright (c) 2004 CPGBalticsOU All rights reserved.
本ホームページの全部または一部を 無断で複写複製(コピー)することは、 著作権法上での例外を除き、禁じられています。