Baltic State : 来春には3軒に1軒が閉鎖?!(エストニア)
不景気が深まる中、レストラン業も苦難を経験している。地元紙Eesti Päevalehtによると、タリン中心部で開業するレストランの30%近くが閉店を免れないと報じている。
顧客離れは酷く、雇用維持すら困難になりつつある現状では、経営を安定する方策が見当たらず、損失を拡大させ続けるレストランが増えている。
今春に開業したばかりであった市中心にあるDa Vinci Spaghetteriaでは、10万クローン(約980万円)の債務を抱え、債権者に権利が移行してしまった。
同社のRain Uuskülaマネジャーによると、市内のレストランの30%は来春を前に閉鎖するだろうといい、エストニアで最も有名なGloria、House、Sushihouseを経営するMarek Demjanov氏も顧客離れに懸念を感じているという。