06年上半期のGDP成長率が昨年同期比で10.1%となった。統計分析省では今年のGDPを7〜8.5%と予測している。
今年半年間に工業生産高は12.6%の拡大となった他、消費財では11%の拡大、食料品では12.9%の拡大などが記録されている。
ベラルーシの06年6月期の消費者物価指数が0.2%となり、1-6月期では3.1%の上昇となった。
社会経済予測庁では06年度のインフレ率は7〜9%の上昇を予測している。ベラルーシでは04年度のインフレ率が14.4%を記録して以来、05年度は7.95%まで低下し、今年度も昨年同様のインフレ率に留まるとの見方が強い。
ドイツのメトロ(Metro Cash & Carry)が06年度中にもモルドバへ2000万ユーロを投資しキシノウへ貿易センター2店舗を開設する予定であることが明らかになった。
同社では、貿易センター1店舗に最大1000万〜1500万ユーロを投資することになり、年内にも開店させたいとしている。
新規に開店を予定する店舗の一つはキシノウ国際空港付近を計画し、もう1店舗は第2の都市バルティ(Balti)となる見込み。
メトロは04年にモルドバへ進出を果たしており、東欧での売り上げは昨年106億ユーロを計上している。
06年1-5月期のベラルーシ-ウクライナ2国間貿易が35%増となる8億1400万ドルを上回った。
ベラルーシからウクライナへの輸出が38%増となる4億780万ドルとなった一方で、ウクライナからの輸入は33%増の4億670万ドルを記録した。
両国間の貿易高は5月期単独で昨年同期比で1850万ドル多い1億8050万ドルとなった。詳細は、輸出高が7620万ドルに留まった一方で、輸入額は1億430万ドルを記録した。
対ウクライナ貿易の主要製品は、石油関連商品のほか、トラクター、トラック、エチレンポリマー、肥料、冷蔵機器、タイヤ、セラミックタイルなどが主体で、輸入品目には鉄鋼製品、電力、トウモロコシ、野菜、医薬品などが大半を占めている。
ウクライナ一の大富豪と比喩されるRinat Akhmetov氏の資産総額が、これまで米フォーブスが試算した資産総額を6.9倍も上回ると国内の投資銀行による調査で公表された。
Akhmetov氏の資産総額は凡そ117億ドルで、これまでの17億ドルを大きく上回る。米フォーブスが試算した資産総額に留まらず、実際には同氏が所有する企業群の時下価値はその何倍にも価値があるとその試算方法に誤りがあると指摘している。